2010年 03月 12日
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 |
リック・リオーダン原作のベストセラー小説シリーズを映画化した第1弾「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」を観た。
ギリシャ神話の神々が実在する世界・・・主神ゼウスが持つ最強の武器「ゼウスの稲妻」が何者かに盗まれた事により、ポセイドンに疑いを向けるゼウスは神同士では力を盗む事を禁じている為、盗んだのは神の息子の誰かだと考え、稲妻を2週間後までに返さなければ戦争も辞さないという状況が起こっていた・・・。
一方普通に生活を送りながらも文字が浮いて見えたり注意力が散漫だったりと少し自分の存在に違和感を感じる高校生パーシー・ジャクソン・・・・彼は実は神と人間の間の子<=デミゴッド>であり、ポセイドンの息子だった・・・・ゼウスの稲妻を持っていると神々から疑われた彼は稲妻を欲する冥界の神ハデスに母を人質にとられ、母を救い出すために彼の守護者であるサテュロスと女神アテナの娘アナベスと共に冥界への旅に出るのだが・・・・といったストーリー。
まあ観る前からいかにも無難な作りのハリウッド式ファンタジー大作だと思っていたがそのままその通りな出来の映画という印象。
ただ、パ―シーを狙うギリシャ神話の様々な怪物、エリニュス、ミノタウロス、ヒドラ、メデューサなどの登場シーンはモンスター映画好きには割と楽しめる感じに作ってあってそこそこ良いと思う。
欲を言えばモンスターのデザインがいかにもベタ過ぎなヴィジュアルだったのでどうせならもっとこっちの想像を超えたような大胆なデザインで見せて欲しかったが。
他にはサテュロスやケンタウロスなども登場するが丁度昨日見に行った「THE
ハプスブルグ」で展示されてたセバスティアーノ・リッチの絵「ヴィーナスとサテュロス」を思い出してヴィーナスに触ろうとする変態ハゲ親父みたいな風に描かれてたキャラがこの映画では守護神?と何か笑けてしまったり、先代007役の「ピアース・ブロスナンが下半身馬?」と意表をつくヴィジュアルは妙な感じでちょっとギャグっぽくも感じた。
ストーリー的には単純過ぎるというか稚拙な感じで稲妻を盗んだ犯人が誰かは台詞から容易にわかってしまったり、そこでそのアイテムを使ったらもっと早いのに!とか微妙にツッこむ所もいっぱいで多少物語の展開としては物足りない。
しかしながらパーシーたちが冥界へ向かう冒険の旅立ちのシーンでAC/DCの「Highway to Hell」がかかっていたのにはメタル好き的に嬉しかった♪
シリーズという事で続編もあるのだろうが、今後は今回登場しなかったゼウスやハデスの息子なんかがパーシーのライバル的存在として出てきたりして?
ただそんなにヒットしてる感じはないから「ライラの冒険」みたいに当初はシリーズものとして企画されていても1作目公開後無かった事にされる可能性もあるかも?
ギリシャ神話の神々が実在する世界・・・主神ゼウスが持つ最強の武器「ゼウスの稲妻」が何者かに盗まれた事により、ポセイドンに疑いを向けるゼウスは神同士では力を盗む事を禁じている為、盗んだのは神の息子の誰かだと考え、稲妻を2週間後までに返さなければ戦争も辞さないという状況が起こっていた・・・。
一方普通に生活を送りながらも文字が浮いて見えたり注意力が散漫だったりと少し自分の存在に違和感を感じる高校生パーシー・ジャクソン・・・・彼は実は神と人間の間の子<=デミゴッド>であり、ポセイドンの息子だった・・・・ゼウスの稲妻を持っていると神々から疑われた彼は稲妻を欲する冥界の神ハデスに母を人質にとられ、母を救い出すために彼の守護者であるサテュロスと女神アテナの娘アナベスと共に冥界への旅に出るのだが・・・・といったストーリー。
まあ観る前からいかにも無難な作りのハリウッド式ファンタジー大作だと思っていたがそのままその通りな出来の映画という印象。
ただ、パ―シーを狙うギリシャ神話の様々な怪物、エリニュス、ミノタウロス、ヒドラ、メデューサなどの登場シーンはモンスター映画好きには割と楽しめる感じに作ってあってそこそこ良いと思う。
欲を言えばモンスターのデザインがいかにもベタ過ぎなヴィジュアルだったのでどうせならもっとこっちの想像を超えたような大胆なデザインで見せて欲しかったが。
他にはサテュロスやケンタウロスなども登場するが丁度昨日見に行った「THE
ハプスブルグ」で展示されてたセバスティアーノ・リッチの絵「ヴィーナスとサテュロス」を思い出してヴィーナスに触ろうとする変態ハゲ親父みたいな風に描かれてたキャラがこの映画では守護神?と何か笑けてしまったり、先代007役の「ピアース・ブロスナンが下半身馬?」と意表をつくヴィジュアルは妙な感じでちょっとギャグっぽくも感じた。
ストーリー的には単純過ぎるというか稚拙な感じで稲妻を盗んだ犯人が誰かは台詞から容易にわかってしまったり、そこでそのアイテムを使ったらもっと早いのに!とか微妙にツッこむ所もいっぱいで多少物語の展開としては物足りない。
しかしながらパーシーたちが冥界へ向かう冒険の旅立ちのシーンでAC/DCの「Highway to Hell」がかかっていたのにはメタル好き的に嬉しかった♪
シリーズという事で続編もあるのだろうが、今後は今回登場しなかったゼウスやハデスの息子なんかがパーシーのライバル的存在として出てきたりして?
ただそんなにヒットしてる感じはないから「ライラの冒険」みたいに当初はシリーズものとして企画されていても1作目公開後無かった事にされる可能性もあるかも?

by lucifuge
| 2010-03-12 23:47
| 映画/洋画