2012年 01月 12日
フライトナイト 恐怖の夜 |
3Dヴァンパイアホラー映画「フライトナイト 恐怖の夜」を観てきた。
「フライトナイト 恐怖の夜」オフィシャルサイト→http://disney-studio.jp/movies/frightnight/
この映画は1985年に作られたトム・ホランド監督の「フライトナイト」のリメイクであるが、主人公である高校生チャーリーの家の隣に吸血鬼が引っ越してきて正体に気付いたチャーリーは…といった感じの基本ストーリーは同じながらキャラクターそれぞれの設定や展開を今の時代に合わせて一新しており新作としても楽しめる☆
実はオリジナル版「フライトナイト」は私が初めて劇場で観たホラー映画であり、個人的に思い入れがある作品でもあったのでこれがどういう風にリメイクされたのか気になってはいたのだが、「トワイライト」など最近の人間を襲わない、キバがないようなヤワな吸血鬼ではなく凶悪で狡猾な恐怖の対象としての吸血鬼が描かれていて安心☆
オリジナル版と違うのは主人公の友人でホラーマニアでパンキッシュな風貌だったエドがオタク男になってたり、主人公が頼るホラー番組のホスト役ヴィンセントが爺さんだったのがだいぶ若く設定され、ヴァンパイアショーをしてるマジシャンというのに変わってた。
しかもヴィンセントの過去もストーリーの要素に組み込まれていたり、吸血鬼の種族の話などオリジナルではなかった新たな設定もなかなか楽しめる。
そして肝心の隣人の吸血鬼、ジェリー・ダンドリッジを演じるのが「アレキサンダー」のコリン・ファレルであるがセクシーでマッチョで狡賢い悪魔的な役を楽しんでるように見えたし、インパクトではオリジナル版のクリス・サランドンには少し足りない気もしたが十分役に合ってたと思う。
ちなみにそのクリスは劇中のあるシーンで特別出演してたのも笑える♪
ただ、吸血鬼の描き方としては本性出した時にキバ剥き出しの凶悪な表情になったりするのはかなり良かったのだが、オリジナル版であった巨大コウモリや狼への変身、柩に寝た状態から垂直に立ったり、いかにも吸血鬼らしいモンスター的描写が全く無かったのは残念。
最近の映画の吸血鬼って何でこうも変身しなくなったのか?
ここ数年の吸血鬼モノでも「アンダーワールド」の原種の息子たち2人くらいしか思い出せない。
モンスター好きとしてはもっとそういうバケモノ的な造形や見せ場も見せて欲しいと思う。
代わりに家の庭にあるガス管引きずり出して火つけたりサイコ殺人鬼みたいな描写があったのが解釈としては面白かったが、確かに実際の殺人鬼でも吸血鬼を名乗るものもいるし、こういうのもアリかも?
欲をいえばラストはオリジナル版の主題歌だったJガイルズバンドの「Fright Night」のカバーなんかをアベンジド・セブンフォールドなんかにカバーさせたのを流してほしい感じだったが、選曲的にはそういうのではなくムードあるロックというイメージでかかっていてこれはこれで今回のリメイクにも合ってたと思う。
80年代ホラーを知る者にとってはB級的懐かしさを感じさせつつ新しい面白さも見せてくれる作品だった☆
「フライトナイト 恐怖の夜」オフィシャルサイト→http://disney-studio.jp/movies/frightnight/
この映画は1985年に作られたトム・ホランド監督の「フライトナイト」のリメイクであるが、主人公である高校生チャーリーの家の隣に吸血鬼が引っ越してきて正体に気付いたチャーリーは…といった感じの基本ストーリーは同じながらキャラクターそれぞれの設定や展開を今の時代に合わせて一新しており新作としても楽しめる☆
実はオリジナル版「フライトナイト」は私が初めて劇場で観たホラー映画であり、個人的に思い入れがある作品でもあったのでこれがどういう風にリメイクされたのか気になってはいたのだが、「トワイライト」など最近の人間を襲わない、キバがないようなヤワな吸血鬼ではなく凶悪で狡猾な恐怖の対象としての吸血鬼が描かれていて安心☆
オリジナル版と違うのは主人公の友人でホラーマニアでパンキッシュな風貌だったエドがオタク男になってたり、主人公が頼るホラー番組のホスト役ヴィンセントが爺さんだったのがだいぶ若く設定され、ヴァンパイアショーをしてるマジシャンというのに変わってた。
しかもヴィンセントの過去もストーリーの要素に組み込まれていたり、吸血鬼の種族の話などオリジナルではなかった新たな設定もなかなか楽しめる。
そして肝心の隣人の吸血鬼、ジェリー・ダンドリッジを演じるのが「アレキサンダー」のコリン・ファレルであるがセクシーでマッチョで狡賢い悪魔的な役を楽しんでるように見えたし、インパクトではオリジナル版のクリス・サランドンには少し足りない気もしたが十分役に合ってたと思う。
ちなみにそのクリスは劇中のあるシーンで特別出演してたのも笑える♪
ただ、吸血鬼の描き方としては本性出した時にキバ剥き出しの凶悪な表情になったりするのはかなり良かったのだが、オリジナル版であった巨大コウモリや狼への変身、柩に寝た状態から垂直に立ったり、いかにも吸血鬼らしいモンスター的描写が全く無かったのは残念。
最近の映画の吸血鬼って何でこうも変身しなくなったのか?
ここ数年の吸血鬼モノでも「アンダーワールド」の原種の息子たち2人くらいしか思い出せない。
モンスター好きとしてはもっとそういうバケモノ的な造形や見せ場も見せて欲しいと思う。
代わりに家の庭にあるガス管引きずり出して火つけたりサイコ殺人鬼みたいな描写があったのが解釈としては面白かったが、確かに実際の殺人鬼でも吸血鬼を名乗るものもいるし、こういうのもアリかも?
欲をいえばラストはオリジナル版の主題歌だったJガイルズバンドの「Fright Night」のカバーなんかをアベンジド・セブンフォールドなんかにカバーさせたのを流してほしい感じだったが、選曲的にはそういうのではなくムードあるロックというイメージでかかっていてこれはこれで今回のリメイクにも合ってたと思う。
80年代ホラーを知る者にとってはB級的懐かしさを感じさせつつ新しい面白さも見せてくれる作品だった☆
by lucifuge
| 2012-01-12 22:17
| 映画/洋画