2012年 03月 01日
POV 呪われたフィルム |
邦画ホラー「POV 呪われたフィルム」を観てきた。

「POV 呪われたフィルム」
<解説>
『ほんとにあった怖い話』シリーズなど、Jホラーを数多く手掛けてきた鶴田法男が監督と脚本を務めた衝撃のホラー。携帯用番組を制作中のメインキャストの実体験を基に、関係者をも巻き込んだ恐怖の出来事を映し出す。W主演を務めるのは『誰も守ってくれない』の志田未来と、『桜蘭高校ホスト部』シリーズの川口春奈。これまで流出を逃れてきた、関係者全員が遭遇したショッキングな映像に言葉を失う。
<ストーリー>
同じ事務所の先輩と後輩にあたる志田未来と川口春奈は、携帯電話用番組「志田未来のそれだけは見ラいで!」の収録現場に赴く。全国から寄せられた動画を紹介するその番組ではその日、実際の心霊現象を撮影した「心霊動画特集」の企画が進行していた。だが、春奈が通う中学校の「学校の怪談」のビデオを再生すると突如異変が発生し……。
(「シネマトゥディ」の紹介ページより http://www.cinematoday.jp/movie/T0011305)
公式サイト http://pov-film.com/
鶴田法男監督の作品は以前観た「予言」や「案山子」が思ったほど怖くもなくあまり好きではなかったのだが、今回の「POV」はフェイクドキュメンタリーの手法を取り入れつつ、これまでの劇映画ホラー的手法を取り混ぜた作りで結構ホラーとしても趣向が凝らされており、なかなか面白かった☆
劇中、自らの過去作オリジナルホラービデオのタイトルを模したコーナーが出てきたり、現代ホラーながら昔からある怪談の伝統的手法を使った見せ方など遊びを感じさせる部分も楽しめるし、映画の中のさらなる映画上映のような二重構造は私の好きな映画のひとつである「デモンズ」を彷彿させたりと色んな部分でホラー好きにもお薦めできる作品。
ただストーリーと登場人物に隠されたある「仕掛け」が結構読めてしまうのと、「ブレアウィッチ」などこういうフェイクドキュメンタリー手法の映画にはよくある「手振れカメラ」映像の揺れが結構酷くて見ていて車酔いのような気分悪さになってきたのはちょっとマイナス。
でもそういう部分を差し引いてもJホラーの基本は押さえたしっかりした作品だと思うし、ホラー映画としてはそれなりに良い出来だったと思う。

「POV 呪われたフィルム」
<解説>
『ほんとにあった怖い話』シリーズなど、Jホラーを数多く手掛けてきた鶴田法男が監督と脚本を務めた衝撃のホラー。携帯用番組を制作中のメインキャストの実体験を基に、関係者をも巻き込んだ恐怖の出来事を映し出す。W主演を務めるのは『誰も守ってくれない』の志田未来と、『桜蘭高校ホスト部』シリーズの川口春奈。これまで流出を逃れてきた、関係者全員が遭遇したショッキングな映像に言葉を失う。
<ストーリー>
同じ事務所の先輩と後輩にあたる志田未来と川口春奈は、携帯電話用番組「志田未来のそれだけは見ラいで!」の収録現場に赴く。全国から寄せられた動画を紹介するその番組ではその日、実際の心霊現象を撮影した「心霊動画特集」の企画が進行していた。だが、春奈が通う中学校の「学校の怪談」のビデオを再生すると突如異変が発生し……。
(「シネマトゥディ」の紹介ページより http://www.cinematoday.jp/movie/T0011305)
公式サイト http://pov-film.com/
鶴田法男監督の作品は以前観た「予言」や「案山子」が思ったほど怖くもなくあまり好きではなかったのだが、今回の「POV」はフェイクドキュメンタリーの手法を取り入れつつ、これまでの劇映画ホラー的手法を取り混ぜた作りで結構ホラーとしても趣向が凝らされており、なかなか面白かった☆
劇中、自らの過去作オリジナルホラービデオのタイトルを模したコーナーが出てきたり、現代ホラーながら昔からある怪談の伝統的手法を使った見せ方など遊びを感じさせる部分も楽しめるし、映画の中のさらなる映画上映のような二重構造は私の好きな映画のひとつである「デモンズ」を彷彿させたりと色んな部分でホラー好きにもお薦めできる作品。
ただストーリーと登場人物に隠されたある「仕掛け」が結構読めてしまうのと、「ブレアウィッチ」などこういうフェイクドキュメンタリー手法の映画にはよくある「手振れカメラ」映像の揺れが結構酷くて見ていて車酔いのような気分悪さになってきたのはちょっとマイナス。
でもそういう部分を差し引いてもJホラーの基本は押さえたしっかりした作品だと思うし、ホラー映画としてはそれなりに良い出来だったと思う。
by lucifuge
| 2012-03-01 19:26
| 映画/邦画