百物語の館 秋期公演（元立誠小学校）レポート

今年7月に私もイラスト協力で関わった「ふるさと怪談　尼崎　2012」にゲストとして出演されていた京都精華大学教授の堤邦彦さんが主導で行われている怪談会「百物語の館」というのがあり、前から気になっていたものの、今までなかなか行く機会がなく昨日11月4日に京都市内で行われていたのもあり、初めて見に行ってみました。




百物語の館 秋期公演

11月4日（日）　　
元立誠小学校：自彊室
第一回公演　午後6時～　　　第二回公演　午後7時30分～
会場：立誠小学校

公演内容
我々京都精華大学総合人文学部の学生は、伊勢物語や今昔物語といった日本の古典文学を始めとして、岡本綺堂の戯曲、小泉八雲の小説などをもとにした怪談公演を行います。学生による語り物の妖しき世界を、是非、ご堪能ください。
（百物語実演：約30分）

京都精華大学人文学部の堤研究室の学生プロデュースによる怪談イベント「百物語の館」。
今年も学生たちを中心に自発的な活動を行っています。
今年は「執念と妖しの怪談」を副題に、「語り」と「妖し」をテーマとした怪談公演を行います。
この秋、京の夕べを彩る「百物語の館」の活動が今、新たに――

百物語の館公式サイト→http://obakejb.web.fc2.com/index.html




元立誠小学校の中に入ってみるとポスターがありました☆



会場の中は怪談っぽい雰囲気を盛り上げる絵や髑髏など（会場後方には人形もありました♪）小道具も充実していて良い感じです☆

そしていよいよ開演！
1回目公演は江戸時代などから伝わる古典怪談の実演で「海坊主」の話や「泣く女の生首」、「新妻を脅かす死んだ前妻の怨霊」の話など聞いた事がある怪談ながら演者の学生さんの真に迫る語り口はなかなか迫力でとても良かったです☆
2回目公演はどうやら実話怪談でこちらもかなり気になってたのですが時間の都合で残念ながら見れなかったので次の機会には学生さんがどういう風に表現するのか楽しみたいです。

今回、開場前に会場場所確認に行った際、小学校入口に堤先生がおられたので初めてお話してみたら、何かと怪談関連について気さくに話して下さったり、公演後もお話した際に近々大阪のアートスペース亜蛮人さんで行う予定の私企画の江戸川乱歩テーマの展覧会「晝夢夜現～Rampo Exhibition」について紹介してみた所、実は堤先生も乱歩好きというのがわかって、来年8月に金魚カフェで行う予定の私の個展「Rampo Mystery」にご協力頂ける事になったりで凄く嬉しい展開になりました☆
また演者として出演された学生さん達ともお話して今後何か怪談イベントなどで協力したり怪談ムーブメントが広がっていけたら面白いな～と思います。
次回公演は2月あたりにあるらしいので大変楽しみです☆