2013年 04月 10日
近藤宗臣 個展「掌(たなごころ)の幻妖~幻めく物語と妖しき絵画の交わる場所」 |
個展のお知らせです。
5月に東京・初台のザロフさんと大阪・中崎町のニアリーイコールギャラリーさんで巡回個展「近藤宗臣 個展「掌(たなごころ)の幻妖~幻めく物語と妖しき絵画の交わる場所」を行います。
★近藤宗臣 個展「掌(たなごころ)の幻妖~幻めく物語と妖しき絵画の交わる場所」(東京展)
会期 2013年5月2日(木)~7日(火)最終日18時まで ※全会期中作家在廊予定
◆会期中イベントとして、希望者には「幻想・ホラー似顔絵」(1人2.000円)も行う予定です。
画廊・珈琲 Zaroff
(東京・初台)
http://www.house-of-zaroff.com/
〒151-0061 東京都渋谷区初台1-11-9 五差路
電話: 03-6322-9032
開廊時間:open 12:00 - close 20:00(画廊), 22:00(喫茶店)
休廊日:毎週水曜
最寄り駅:京王新線・初台駅 → 中央口改札を出る → (甲州街道)南口の階段を登り右へ → 商店街を進みセブンイレブン角を右折し徒歩1分
★近藤宗臣 個展「掌(たなごころ)の幻妖~幻めく物語と妖しき絵画の交わる場所」(大阪展)
会期 2013年5月15日(水)~6月2日(日)最終日19時まで
◆会期中イベントとして、希望者には「幻想・ホラー似顔絵」(1人2.000円)も行う予定です。
(大阪展に関して作家在廊予定および、似顔絵イベント開催日は後日告知致します。)
nearly equal gallery
(大阪・中崎町)
http://one-plus-1.net/index.html
〒530-0016 大阪市北区中崎2-3-28 (Guignol 2F)
tel&fax 06(6359)1388 (Guignol)
OPEN 12:00 CLOSE 20:00
定休日 火曜日
たとえば――ポオにクラーク。
ワイルドにビアズリイ。
ダンセイニにシーム。
あるいはまた――泉鏡花に小村雪岱。
江戸川乱歩に竹中英太郎。
中井英夫に建石修志。
古今東西を問わず、幻妖と怪美を身上とする文学者には、運命的と申してもよい装画家との幸福な邂逅があった。
こうした嘉き伝統は、遠く平成の現代にも受け継がれ、八〇〇字の怪談文芸に限っても〈てのひら怪談〉と山下昇平、〈みちのく怪談〉と金子富之という瑞々しい出逢いの衝撃がもたらされたことは記憶に新しい。
このほど上梓の運びとなる〈掌の幻妖〉もまた、そうした文学と絵画の妖しくも幻めく遭遇の産物である。
命名主として、書名について一言しておくと、〈てのひら怪談〉は云わずもがな、それら怪奇幻想掌篇の源流たる川端康成の名著『掌の小説』を踏まえていることは、更めて申すまでもあるまい。
ちなみに川端にも古賀春江という運命的邂逅を果たした画家がおり、その作品「煙火」について、「この絵をかけた部屋にたまたま泊ってこわがった女客は一人にとどまらなかった。絵のどこかが目玉に見えて来るらしいのである」(「古賀春江」より)などと真顔で記していることを付言しておこう。
東 雅夫(アンソロジスト)
画家・イラストレーターとして活動する近藤宗臣が自らが好む、ホラー、幻想、耽美小説の世界で活躍する小説家たちと手を組み、絵画と小説のコラボレーション個展を行います。
近藤宗臣の絵画から生まれ出た掌編小説、逆に小説家たちの小説から生み出された絵画、総数それぞれ40数点の絵と小説がひしめき合う展覧会です。
また、展覧会と連携して展示作品と関連小説が全て掲載された作品集「掌(たなごころ)の幻妖」 《怪》、《恐》、《幽》の3冊(A5判 36ページ 各・限定200部 1.000円)も販売予定です。
宜しくお願い致します。
【収録作家】
◆「掌(たなごころ)の幻妖」《怪》
序文 東雅夫
牧野修/宮ノ川顕/岩里藁人/剣先あやめ/明神ちさと/鬼頭ちる/原瑚都奈
◆「掌(たなごころ)の幻妖」《恐》
序文 三浦悦子
黒史郎/朱雀門出/神沼三平太/丸山政也/宇津呂鹿太郎/矢内倫吾/剣先あおり
◆「掌(たなごころ)の幻妖」《幽》
序文 門賀美央子
三輪チサ/田辺青蛙/藤野可織/若本衣織/青山藍明/野棲あづこ/朔屋兎乃
私にとって初の巡回企画個展であり、小説家さんたちとのコラボも初めての試みです。
「小説」という自分とは違った表現で活動されている方々とお互い刺激し合い、より面白い作品が作れたら、そしてそれを見て頂き楽しんで頂けたらと思います。
ご来場お待ちしております☆
宜しくお願い致します☆☆☆☆☆
5月に東京・初台のザロフさんと大阪・中崎町のニアリーイコールギャラリーさんで巡回個展「近藤宗臣 個展「掌(たなごころ)の幻妖~幻めく物語と妖しき絵画の交わる場所」を行います。
★近藤宗臣 個展「掌(たなごころ)の幻妖~幻めく物語と妖しき絵画の交わる場所」(東京展)
会期 2013年5月2日(木)~7日(火)最終日18時まで ※全会期中作家在廊予定
◆会期中イベントとして、希望者には「幻想・ホラー似顔絵」(1人2.000円)も行う予定です。
画廊・珈琲 Zaroff
(東京・初台)
http://www.house-of-zaroff.com/
〒151-0061 東京都渋谷区初台1-11-9 五差路
電話: 03-6322-9032
開廊時間:open 12:00 - close 20:00(画廊), 22:00(喫茶店)
休廊日:毎週水曜
最寄り駅:京王新線・初台駅 → 中央口改札を出る → (甲州街道)南口の階段を登り右へ → 商店街を進みセブンイレブン角を右折し徒歩1分
★近藤宗臣 個展「掌(たなごころ)の幻妖~幻めく物語と妖しき絵画の交わる場所」(大阪展)
会期 2013年5月15日(水)~6月2日(日)最終日19時まで
◆会期中イベントとして、希望者には「幻想・ホラー似顔絵」(1人2.000円)も行う予定です。
(大阪展に関して作家在廊予定および、似顔絵イベント開催日は後日告知致します。)
nearly equal gallery
(大阪・中崎町)
http://one-plus-1.net/index.html
〒530-0016 大阪市北区中崎2-3-28 (Guignol 2F)
tel&fax 06(6359)1388 (Guignol)
OPEN 12:00 CLOSE 20:00
定休日 火曜日
たとえば――ポオにクラーク。
ワイルドにビアズリイ。
ダンセイニにシーム。
あるいはまた――泉鏡花に小村雪岱。
江戸川乱歩に竹中英太郎。
中井英夫に建石修志。
古今東西を問わず、幻妖と怪美を身上とする文学者には、運命的と申してもよい装画家との幸福な邂逅があった。
こうした嘉き伝統は、遠く平成の現代にも受け継がれ、八〇〇字の怪談文芸に限っても〈てのひら怪談〉と山下昇平、〈みちのく怪談〉と金子富之という瑞々しい出逢いの衝撃がもたらされたことは記憶に新しい。
このほど上梓の運びとなる〈掌の幻妖〉もまた、そうした文学と絵画の妖しくも幻めく遭遇の産物である。
命名主として、書名について一言しておくと、〈てのひら怪談〉は云わずもがな、それら怪奇幻想掌篇の源流たる川端康成の名著『掌の小説』を踏まえていることは、更めて申すまでもあるまい。
ちなみに川端にも古賀春江という運命的邂逅を果たした画家がおり、その作品「煙火」について、「この絵をかけた部屋にたまたま泊ってこわがった女客は一人にとどまらなかった。絵のどこかが目玉に見えて来るらしいのである」(「古賀春江」より)などと真顔で記していることを付言しておこう。
東 雅夫(アンソロジスト)
画家・イラストレーターとして活動する近藤宗臣が自らが好む、ホラー、幻想、耽美小説の世界で活躍する小説家たちと手を組み、絵画と小説のコラボレーション個展を行います。
近藤宗臣の絵画から生まれ出た掌編小説、逆に小説家たちの小説から生み出された絵画、総数それぞれ40数点の絵と小説がひしめき合う展覧会です。
また、展覧会と連携して展示作品と関連小説が全て掲載された作品集「掌(たなごころ)の幻妖」 《怪》、《恐》、《幽》の3冊(A5判 36ページ 各・限定200部 1.000円)も販売予定です。
宜しくお願い致します。
【収録作家】
◆「掌(たなごころ)の幻妖」《怪》
序文 東雅夫
牧野修/宮ノ川顕/岩里藁人/剣先あやめ/明神ちさと/鬼頭ちる/原瑚都奈
◆「掌(たなごころ)の幻妖」《恐》
序文 三浦悦子
黒史郎/朱雀門出/神沼三平太/丸山政也/宇津呂鹿太郎/矢内倫吾/剣先あおり
◆「掌(たなごころ)の幻妖」《幽》
序文 門賀美央子
三輪チサ/田辺青蛙/藤野可織/若本衣織/青山藍明/野棲あづこ/朔屋兎乃
私にとって初の巡回企画個展であり、小説家さんたちとのコラボも初めての試みです。
「小説」という自分とは違った表現で活動されている方々とお互い刺激し合い、より面白い作品が作れたら、そしてそれを見て頂き楽しんで頂けたらと思います。
ご来場お待ちしております☆
宜しくお願い致します☆☆☆☆☆
by lucifuge
| 2013-04-10 12:58
| 芸術・アート/告知・情報