2006年 10月 19日
フェアリーテイル |
20世紀初期、第一次世界大戦中のイギリスで実際に起こった「妖精写真事件」を元にしたファンタジー映画「フェアリーテイル」をビデオで見た。
田舎に住むある少女たちが撮った妖精が写った写真を母親が神智学者に見せた事から、その写真がシャーロック・ホームズの原作者であり心霊研究もしていたコナン・ドイルの目にとまり、イギリス虫を巻き込んだ騒ぎになってしまうが・・・・といった物語。
実際の真相としては前にある番組で当時その写真を撮った少女本人の口から写真は嘘だったという話があったのは見た事があるが、本人がトリックで撮ったもの以外の妖精の写真も含まれているというので全て嘘だという結論では片付かないと思うし、実際妖精がいれば楽しそうだと思う。
この映画も妖精を「嘘」ではなく存在するという見方で妖精が飛び回るシーンも沢山登場したり幻想的で良かった。
元々少女たちの純粋な気持ちから始まったものを真相を疑念と悪意で満ちた目で暴こうとする記者の描写など大人の狭い世界観や愚かな猜疑心で妨害しようとする様子は、この映画の舞台となる時代のように近代化されて社会は進んでいくけれど心の豊かさは衰えていくような印象を受けた。
ドイル意外に登場する実在の人物としては奇術師フーディーニが登場するのだが、彼の「秘密は絶対明かさないし、誰もそれを知りたいとは思わない。」という台詞が印象的だった。
田舎に住むある少女たちが撮った妖精が写った写真を母親が神智学者に見せた事から、その写真がシャーロック・ホームズの原作者であり心霊研究もしていたコナン・ドイルの目にとまり、イギリス虫を巻き込んだ騒ぎになってしまうが・・・・といった物語。
実際の真相としては前にある番組で当時その写真を撮った少女本人の口から写真は嘘だったという話があったのは見た事があるが、本人がトリックで撮ったもの以外の妖精の写真も含まれているというので全て嘘だという結論では片付かないと思うし、実際妖精がいれば楽しそうだと思う。
この映画も妖精を「嘘」ではなく存在するという見方で妖精が飛び回るシーンも沢山登場したり幻想的で良かった。
元々少女たちの純粋な気持ちから始まったものを真相を疑念と悪意で満ちた目で暴こうとする記者の描写など大人の狭い世界観や愚かな猜疑心で妨害しようとする様子は、この映画の舞台となる時代のように近代化されて社会は進んでいくけれど心の豊かさは衰えていくような印象を受けた。
ドイル意外に登場する実在の人物としては奇術師フーディーニが登場するのだが、彼の「秘密は絶対明かさないし、誰もそれを知りたいとは思わない。」という台詞が印象的だった。

by lucifuge
| 2006-10-19 22:09
| 映画/洋画