2006年 10月 24日
バジル |
ウィルキー・コリンズの小説を原作とした映画「バジル」を見た。
19世紀ヴィクトリア朝のイギリスを舞台に厳格な父に育てられた良家の息子バジルとある事件がきっかけで彼に関わり、良き友人として接しながらも何かを秘めた男ジョン、そしてジョンの紹介で出会ったジュリアにバジルが恋してしまった事から破滅の道をたどる事になり・・・しかしそこにはさらに隠された憎悪のからくりがあった・・・といったストーリーの文芸ミステリードラマである。
想像好きで覆面の男の物語を話していたバジルが後になって現実に覆面の男と関わる事なったり、ジョンの隠された素性や女性を妊娠させた事で勘当された兄のエピソードと父親やバジル自身のたどる運命の比較などうまく劇中に様々な伏線が張られていたりなど、心理ドラマとしてもわりとうまく表現されていて結構楽しめた☆
ミステリアスな男ジョンを演じたクリスチャン・スレーターも凄く役に合っていたし、こういう何かクセのある役柄は彼のイメージにピッタリである。
19世紀ヴィクトリア朝のイギリスを舞台に厳格な父に育てられた良家の息子バジルとある事件がきっかけで彼に関わり、良き友人として接しながらも何かを秘めた男ジョン、そしてジョンの紹介で出会ったジュリアにバジルが恋してしまった事から破滅の道をたどる事になり・・・しかしそこにはさらに隠された憎悪のからくりがあった・・・といったストーリーの文芸ミステリードラマである。
想像好きで覆面の男の物語を話していたバジルが後になって現実に覆面の男と関わる事なったり、ジョンの隠された素性や女性を妊娠させた事で勘当された兄のエピソードと父親やバジル自身のたどる運命の比較などうまく劇中に様々な伏線が張られていたりなど、心理ドラマとしてもわりとうまく表現されていて結構楽しめた☆
ミステリアスな男ジョンを演じたクリスチャン・スレーターも凄く役に合っていたし、こういう何かクセのある役柄は彼のイメージにピッタリである。
by lucifuge
| 2006-10-24 21:19
| 映画/洋画