2006年 10月 27日
ブラック・ダリア |
“アメリカ文学界の狂犬”と名乗るジェームズ・エルロイの実際にあった事件を元にした小説を映画化した「ブラック・ダリア」を見た。
1947年。腰から切断され、内臓が抜かれ、口が耳まで裂かれるなど無惨な状態で発見された女性の死体。女性の名はエリザベス・ショートといい、いつも黒いドレスを着ていて「ブラック・ダリア」と呼ばれていた。そしてファイアー&アイスの愛称をもつ元ボクサーの刑事コンビがその事件の捜査にあたる事になるが・・・・といった物語。
メインとなるブラック・ダリア事件の他に、指名手配中の凶悪犯の捜査やファイアーが関わっている過去の銀行強盗事件、ファイアーとその恋人はは何か秘密を持ってるようだし、エリザベスに関わりがあるらしい富豪の娘など過去と現在進行中の事件が様々に入り乱れるのでちょっと複雑に感じるが、事件自体ひとつひとつはそんなに「謎」ってわけでもなく単純だし、どっちかというと事件に関わった人間の背景が複雑に設定されてる為に多少ややこしい印象を受ける。
私はもっと事件自体の「謎」の部分に凄いものがあるのかと期待していたのでそこはちょっと物足りなかったが、評判ばかり気にする警察の様子やあらゆる登場人物が何らかの形で「悪」に関わっている姿など皮肉っぽい描写は面白いし、40年代のアメリカのファッションや部屋の装飾などがうまく再現されており、ああいうレトロな雰囲気は好きなのでそういう部分は楽しめた。
エルロイ原作の映画では以前見た「L.A.コンフィデンシャル」の方が完成度が高かったと思う。
見ていて主人公アイスを演じるジョッシュ・ハートネットの髪の分け目の幅が何か広いような気がしてちょっとハゲてきてるのかな?・・・なんて事も思った。
それにしても実際のブラックダリア事件の真相はどうだったのか?
1947年。腰から切断され、内臓が抜かれ、口が耳まで裂かれるなど無惨な状態で発見された女性の死体。女性の名はエリザベス・ショートといい、いつも黒いドレスを着ていて「ブラック・ダリア」と呼ばれていた。そしてファイアー&アイスの愛称をもつ元ボクサーの刑事コンビがその事件の捜査にあたる事になるが・・・・といった物語。
メインとなるブラック・ダリア事件の他に、指名手配中の凶悪犯の捜査やファイアーが関わっている過去の銀行強盗事件、ファイアーとその恋人はは何か秘密を持ってるようだし、エリザベスに関わりがあるらしい富豪の娘など過去と現在進行中の事件が様々に入り乱れるのでちょっと複雑に感じるが、事件自体ひとつひとつはそんなに「謎」ってわけでもなく単純だし、どっちかというと事件に関わった人間の背景が複雑に設定されてる為に多少ややこしい印象を受ける。
私はもっと事件自体の「謎」の部分に凄いものがあるのかと期待していたのでそこはちょっと物足りなかったが、評判ばかり気にする警察の様子やあらゆる登場人物が何らかの形で「悪」に関わっている姿など皮肉っぽい描写は面白いし、40年代のアメリカのファッションや部屋の装飾などがうまく再現されており、ああいうレトロな雰囲気は好きなのでそういう部分は楽しめた。
エルロイ原作の映画では以前見た「L.A.コンフィデンシャル」の方が完成度が高かったと思う。
見ていて主人公アイスを演じるジョッシュ・ハートネットの髪の分け目の幅が何か広いような気がしてちょっとハゲてきてるのかな?・・・なんて事も思った。
それにしても実際のブラックダリア事件の真相はどうだったのか?
by lucifuge
| 2006-10-27 19:29
| 映画/洋画