ザ・センチネル 陰謀の星条旗 |
ある日、シークレットサービスのメンバーが自宅前で殺害される事件が起こり、それは進行中の「大統領暗殺計画」に関係があると思われ、シークレットサービス内部に裏切り者がいるのではないかと捜査が始まる。
マイケルが演じるベテランのシークレットサービスであるギャリソンは実は大統領夫人と不倫の関係にあり、その事を何者かに脅迫され不穏な行動をとった事から、彼に裏切り者の疑いをかけられ、疑いを晴らすために逃亡しながら真相を突き止めようとするが・・・・といったストーリー。
捜査の指揮をとるキーファー演じるブレッキンリッジはかってギャリソンと親友だったが、ギャリソンがブレッキンリッジの妻と浮気した疑いがある事から友情は破綻しているなど、暗殺の陰謀の捜査だけでなく人物の背後関係によって主人公がピンチになったり、疑惑を晴らすために不倫の秘密を明かせない事や暗殺グループだけでなく自分の仲間までえに狙われるという状況設定がさらに緊迫感を盛り上げて、よくあるパターンであるがサスペンスとして十分面白かった。
一人で逃亡しながら少ない仲間に協力してもらい真相を追う姿は今年見たハリソン・フォードの「ファイアー・ウォール」にも似た印象だが、年齢的にアクションが大変そうになってきたオッサンが必死に戦うのは面白い。
それにキャスティングとしてもマイケル×キーファーの対決だけでなく大統領夫人を演じたキム・ベイシンガーとの共演も見物。
捜査官を演じたキーファーは大統領を守る立場だったり「24」と似たイメージだったが、彼はこういう役は凄くハマっている。
