2006年 11月 10日
鳩の翼 |
ヘンリー・ジェイムズの原作を元に映画化した「鳩の翼」を見た。
20世紀初頭のロンドンで支配的な上流階級の伯母に愛しあっている新聞記者マートンとの結婚を反対された女性ケイトが、ある富豪の女性ミリーと知り合い、親友になるが、実はミリーは死期が近い重病であり周知の事実ながら本人は公言したくないようであった。
それからミリーはパーティ会場で見たマートンに恋心を抱いてしまう。
そしてミリーの誘いでケイトは伯母の元を去り、ヴェネツィアに行きマートンもやってきて微妙な恋愛模様が展開されるも、ケイトは伯母の後ろ楯無しでマートンと結婚する為に親友であるはずのミリーのマートンへの想いと重病である事実を利用したある残酷な計略を思いつくが・・・・といった物語である。
友情と恋愛の板挟みのような少女漫画にありそうなテイストだしストーリー的によくある恋愛三角関係モノかと思って見ていたが、伯母に支配される側のケイトが自由を得るため、非情な手段に出る展開が出たりとちょっとミステリーっぽい部分もあってまあまあ楽しめた。
目的の為に愛する男を親友に与えながらも嫉妬したりなど女性の複雑な心理描写もうまく描かれていたと思う。
ケイト役にはティム・バートン夫人であるヘレナ・ボナム・カーター、伯母役に「エンゼルハート」などに出ているシャーロット・ランプリングなど個性的な女優が出演していたり、衣装やヴェネツィアの情景も美しく撮られていて映像的にも良かった。
20世紀初頭のロンドンで支配的な上流階級の伯母に愛しあっている新聞記者マートンとの結婚を反対された女性ケイトが、ある富豪の女性ミリーと知り合い、親友になるが、実はミリーは死期が近い重病であり周知の事実ながら本人は公言したくないようであった。
それからミリーはパーティ会場で見たマートンに恋心を抱いてしまう。
そしてミリーの誘いでケイトは伯母の元を去り、ヴェネツィアに行きマートンもやってきて微妙な恋愛模様が展開されるも、ケイトは伯母の後ろ楯無しでマートンと結婚する為に親友であるはずのミリーのマートンへの想いと重病である事実を利用したある残酷な計略を思いつくが・・・・といった物語である。
友情と恋愛の板挟みのような少女漫画にありそうなテイストだしストーリー的によくある恋愛三角関係モノかと思って見ていたが、伯母に支配される側のケイトが自由を得るため、非情な手段に出る展開が出たりとちょっとミステリーっぽい部分もあってまあまあ楽しめた。
目的の為に愛する男を親友に与えながらも嫉妬したりなど女性の複雑な心理描写もうまく描かれていたと思う。
ケイト役にはティム・バートン夫人であるヘレナ・ボナム・カーター、伯母役に「エンゼルハート」などに出ているシャーロット・ランプリングなど個性的な女優が出演していたり、衣装やヴェネツィアの情景も美しく撮られていて映像的にも良かった。
by lucifuge
| 2006-11-10 22:02
| 映画/洋画