2006年 11月 30日
交渉人 真下正義 |
「踊る捜査線」の脇役キャラクターを主人公としたスピンオフ作品「踊るレジェンド」シリーズの第1弾である「交渉人 真下正義」をビデオで見た。
日本初の警察での交渉人になった真下警視に爆弾魔が挑戦を仕掛け、既にいくつかの爆弾が爆破された状況の中、バッテリー内蔵の自走式地下鉄を乗っ取り、さらにどこかに大きな爆弾も仕掛けているという危機の前に真下はどう戦うのか・・・といった物語。
真下の犯人とのかけひきや交渉術を駆使したやりとりも面白いが、堅物な鉄道側関係者のボスや線引き師と呼ばれる何らかの突発事件によってダイヤが乱れた時に調整する凄腕のオッサンやまだ出来たばかで少人数ながら頑張る交渉準備室の面々、踊る〜シリーズではレギュラーキャラであるヤクザみたいな刑事、木島など個性的なキャラクターたちが事件の中でぶつかりながらもお互いを理解していったりするドラマティックな部分も面白かった。
またクライマックスの爆弾の起爆沮止とオーケストラのコンサートがシンクロするあたりのシーンの見せ方はヒッチコックの映画を思い出したり、犯人が「ジャガーノート」や「オデッサ・ファイル」などのサスペンス映画の名前を出しながら爆弾のある場所のヒントを真下と知恵比べしたりとマニアックな映画好きにもちょっと嬉しい要素も含まれていたのも良かったと思う。
ただ事件は一応解決するも結局犯人が何者だったのかいまいちハッキリしないので、ちょっと消化不良な印象もしたが・・・。
それにラストの鈍臭いオチはいかにも過ぎな気もする。
真下を演じるのはユースケ・サンタマリアであるが、あの声をモノマネ芸人ホリがやたらとマネてるのをテレビで見るので、見ていて何シーンかホリが入れ替わってても違和感なさそうだな〜とか変な事も思ってしまった。
もし全部モノマネ芸人が演じる偽者役者でこういうドラマを作ってみたらどういう事になるんだろうか?
日本初の警察での交渉人になった真下警視に爆弾魔が挑戦を仕掛け、既にいくつかの爆弾が爆破された状況の中、バッテリー内蔵の自走式地下鉄を乗っ取り、さらにどこかに大きな爆弾も仕掛けているという危機の前に真下はどう戦うのか・・・といった物語。
真下の犯人とのかけひきや交渉術を駆使したやりとりも面白いが、堅物な鉄道側関係者のボスや線引き師と呼ばれる何らかの突発事件によってダイヤが乱れた時に調整する凄腕のオッサンやまだ出来たばかで少人数ながら頑張る交渉準備室の面々、踊る〜シリーズではレギュラーキャラであるヤクザみたいな刑事、木島など個性的なキャラクターたちが事件の中でぶつかりながらもお互いを理解していったりするドラマティックな部分も面白かった。
またクライマックスの爆弾の起爆沮止とオーケストラのコンサートがシンクロするあたりのシーンの見せ方はヒッチコックの映画を思い出したり、犯人が「ジャガーノート」や「オデッサ・ファイル」などのサスペンス映画の名前を出しながら爆弾のある場所のヒントを真下と知恵比べしたりとマニアックな映画好きにもちょっと嬉しい要素も含まれていたのも良かったと思う。
ただ事件は一応解決するも結局犯人が何者だったのかいまいちハッキリしないので、ちょっと消化不良な印象もしたが・・・。
それにラストの鈍臭いオチはいかにも過ぎな気もする。
真下を演じるのはユースケ・サンタマリアであるが、あの声をモノマネ芸人ホリがやたらとマネてるのをテレビで見るので、見ていて何シーンかホリが入れ替わってても違和感なさそうだな〜とか変な事も思ってしまった。
もし全部モノマネ芸人が演じる偽者役者でこういうドラマを作ってみたらどういう事になるんだろうか?
by lucifuge
| 2006-11-30 20:35
| 映画/邦画