2006年 12月 10日
ラビナス |
ガイ・ピアースとロバート・カーライルが主演したカニバリズム(人肉喰い)をテーマにしたホラー「ラビナス」をビデオで見た。
19世紀中頃、アメリカ・メキシコ戦争から生還したボイド大尉は英雄視されながらも将軍の機嫌を損ねた為、僻地であるスペンサー砦での任務に就かされる。そこはみんなひとクセあるような連中ばかりがいる砦だったが、ある日近くで瀕死の状態の男を見つけ、介抱してみるとその男の口から恐るべき話を聞く事になる。
それは砦近くの山脈で遭難したこの男を含む数人が辿り着いた洞窟の中で飢え、ガイド役だった軍人が他の人々を殺し自らも口にしてしまったが恐くなって軍人と女性を残して逃げてきたらしい。
そこで砦の連中は軍人の逮捕と女性の救出をしに、洞窟へ向かう事になるが・・・・といった物語。
途中で先の展開は読めてしまったものの、人肉を喰らうと相手の魂も喰らう事になり相手の持っていた強さまでもが自分の身につき、強靱な肉体になるというインディアンの伝説と絡めつつ、一度人肉を口にしてしまった者の肉に対する誘惑との葛藤や身近に犯人がいるのにだれも信じてくれないというサスペンスなどがあってまあまあ楽しめた。
人肉がどんな味がするのかはわからないし、人肉を食べたトラがやみつきになって人ばかりを襲ってしまうという話も聞いた事があるが、人が人を食べるという倫理的タブーによる背徳の快楽というだけではなく、実際人肉にはそういう味の魔力のようなものがあるのだろうか?
しかしながらこの映画みたいに人肉を食べて肉体が強化されたり、死ぬような傷が簡単に治ってしまったりするというのは有り得なさそうであるが。
19世紀中頃、アメリカ・メキシコ戦争から生還したボイド大尉は英雄視されながらも将軍の機嫌を損ねた為、僻地であるスペンサー砦での任務に就かされる。そこはみんなひとクセあるような連中ばかりがいる砦だったが、ある日近くで瀕死の状態の男を見つけ、介抱してみるとその男の口から恐るべき話を聞く事になる。
それは砦近くの山脈で遭難したこの男を含む数人が辿り着いた洞窟の中で飢え、ガイド役だった軍人が他の人々を殺し自らも口にしてしまったが恐くなって軍人と女性を残して逃げてきたらしい。
そこで砦の連中は軍人の逮捕と女性の救出をしに、洞窟へ向かう事になるが・・・・といった物語。
途中で先の展開は読めてしまったものの、人肉を喰らうと相手の魂も喰らう事になり相手の持っていた強さまでもが自分の身につき、強靱な肉体になるというインディアンの伝説と絡めつつ、一度人肉を口にしてしまった者の肉に対する誘惑との葛藤や身近に犯人がいるのにだれも信じてくれないというサスペンスなどがあってまあまあ楽しめた。
人肉がどんな味がするのかはわからないし、人肉を食べたトラがやみつきになって人ばかりを襲ってしまうという話も聞いた事があるが、人が人を食べるという倫理的タブーによる背徳の快楽というだけではなく、実際人肉にはそういう味の魔力のようなものがあるのだろうか?
しかしながらこの映画みたいに人肉を食べて肉体が強化されたり、死ぬような傷が簡単に治ってしまったりするというのは有り得なさそうであるが。
by lucifuge
| 2006-12-10 22:33
| 映画/洋画