2006年 12月 11日
ジグソー |
イタリア産のサイコスリラー「ジグソー」を見た。
続発する猟奇殺人事件。それは被害者の身体の一部を切断し、切り取った部分に人形の部品を縫い付けるという異様なものだった。
事件の捜査にあたったジャコモ刑事は犯人が剥製作りと関係があるとにらみ真相に近づいていくが・・・・といったストーリー。
一見邦題がヒットシリーズ「ソウ」に登場する殺人鬼と同じにされているのでヒット作に便乗した二流未公開作品と思われがちだが、二流ってわけでもなく結構面白かった。
事件と並行して女子大生のストーカー事件や過去にあった孤児院の火事、その火事に関係したらしい脳腫瘍で死期が近い精神不安定な元同僚、捜査に協力する人類学や錬金術に詳しい教授、そして主人公自身も過去にトラウマを背負っていて急に凶暴化したりと怪しい人物がいっぱいで犯人像も二転三転し、楽しめた。
また、殺人鬼の描写に関しても黒手袋をした手だけを追ったシーンを映していたり、イタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェントの手法へのオマージュともとれる映像も良かったりで未公開作品にしては久々の当たり作品だったと思う。

続発する猟奇殺人事件。それは被害者の身体の一部を切断し、切り取った部分に人形の部品を縫い付けるという異様なものだった。
事件の捜査にあたったジャコモ刑事は犯人が剥製作りと関係があるとにらみ真相に近づいていくが・・・・といったストーリー。
一見邦題がヒットシリーズ「ソウ」に登場する殺人鬼と同じにされているのでヒット作に便乗した二流未公開作品と思われがちだが、二流ってわけでもなく結構面白かった。
事件と並行して女子大生のストーカー事件や過去にあった孤児院の火事、その火事に関係したらしい脳腫瘍で死期が近い精神不安定な元同僚、捜査に協力する人類学や錬金術に詳しい教授、そして主人公自身も過去にトラウマを背負っていて急に凶暴化したりと怪しい人物がいっぱいで犯人像も二転三転し、楽しめた。
また、殺人鬼の描写に関しても黒手袋をした手だけを追ったシーンを映していたり、イタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェントの手法へのオマージュともとれる映像も良かったりで未公開作品にしては久々の当たり作品だったと思う。

by lucifuge
| 2006-12-11 22:54
| 映画/洋画