BOOK ! DEPOT/古本探索

今日は銀行と郵便局に行ったついでに最近あまり見に行ってなかった家の近くにある中古CDやゲームなども扱っている古本屋「BOOK ! DEPOT」に行ってみた所、何と近々その支店は閉店し、他へ移転するらしく「売り尽くし半額セール」なるものをやっていた。
そこで何か掘り出し物はないかと色々探索してみた所、いくつか発見！
まずは様々な映画について紹介、評論している「新映画宝庫」シリーズの「シネマスペクタクル」というのを見つけた。
洋邦含めて色んな歴史をテーマとした大作映画を紹介しており、ビデオを探す良いガイドにもなるし、ちょっと読んでみた所、読み物としても結構面白い感じ。
他には雑誌「映画秘宝」で評論を書いているガース柳下氏が殺人鬼をテーマに書いた「世界殺人鬼百選」。
世界の殺人鬼を独自のカテゴリーに分け、様々な個性的なイラストとともに紹介した本で殺人鬼と映画との関連話もあったりで楽しめそうである♪
次に見つけたのは柏書房から刊行された「天使の事典」。
キリスト教だけでなくイスラムやゾロアスターなどの天使も紹介している。
天使のキャラクター的に私が昔買った「悪魔の事典」とも重なる部分も多い所もあるが、多少視点が違ってたり知らなかったキリストとサタン、ベルゼブブのエピソードなんかも載っていたりで作品を描く時のアイデア資料本としても使えそう。
でもルシファーが他の天使の項目を紹介する中で名前が登場しているのに、項目としてルシファーが無いのは一体何故なのかよくわからないが。
それから人形作家である山吉由利子さんの作品の写真集「emmuree」も見つけた。
幻想的な空間の中に映し出された人形たちは凄く美しくてちょっと恐い感じもする。
こういう雰囲気も作品に取り込めたら面白いかな〜なんて事も写真集を見ていて思った。
他にホラー漫画家御茶漬海苔の自選短編集「恐怖テレビ」を見つけた。
全部読んでみたが相変わらずこの人の描く恐さは淡々としていながら結構ショッキングでイイ！テーマ的に沖縄問題や戦争、麻薬や受験など社会派的な不条理を扱った内容の物語が多かったのもそれまで読んだ彼の作品とはちょっと違った感じで新鮮だった。
最後に見つけたのは街中のおバカなものを発見した読者が投稿したものを紹介する「VOW（バウ）」シリーズの「まぐまぐVOW」という本。
これは街で見つけた〜というより投稿者たちの実体験エピソードを中心に紹介した内容になっていて特に「親から子供の頃に教えられたとんでもない嘘」なんて項目が結構面白い！「メンマの原料はわりばしだと言われた」とか「ゴキブリの事をカブトムシのメスだと信じこまされていた」だとか言ってる事が無茶苦茶！（笑）
色んな面白そうな本を見つけたが、元々ついてる値段がかなりの安価の上、さらに半額になるというのであれだけ買って千円もしなかったというのもお得で良かった☆