2007年 01月 15日
栞と紙魚子と夜の魚 |
昨日古本屋で買った諸星大二郎の漫画「栞と紙魚子と夜の魚」を読んだ。
好奇心旺盛な栞と古本マニアの紙魚子の女子高生コンビが遭遇する数々の怪事件を描いたシリーズの4巻で以前にも何冊か買って読んだ事があるが面白い。
とにかくストーリーが凄く奇妙で予想もつかない方向に進んでいったり、摩訶不思議としか言い様のない意外な発想に驚かされる。
また、古本好きの心理をうまく突いたようなエピソードや、話に登場する架空のマニア本の詳細な設定、登場するキャラクターに「クトルーちゃん」や「段先生(おそらくダンウィッチのパロディ)」などH.P.ラブクラフトの小説のオマージュともいえる要素が散りばめられていたり怪奇ミステリーのファンにも嬉しい♪
怪談系の話やまるでシュールレアリズムの絵の中に入ったような不思議な話、数ページの短編などエピソードもそれぞれバラエティーに富んでいて凄く楽しめた。
最近読んだ漫画の中では私の趣味的な部分もあるが特に面白かったと思う。

好奇心旺盛な栞と古本マニアの紙魚子の女子高生コンビが遭遇する数々の怪事件を描いたシリーズの4巻で以前にも何冊か買って読んだ事があるが面白い。
とにかくストーリーが凄く奇妙で予想もつかない方向に進んでいったり、摩訶不思議としか言い様のない意外な発想に驚かされる。
また、古本好きの心理をうまく突いたようなエピソードや、話に登場する架空のマニア本の詳細な設定、登場するキャラクターに「クトルーちゃん」や「段先生(おそらくダンウィッチのパロディ)」などH.P.ラブクラフトの小説のオマージュともいえる要素が散りばめられていたり怪奇ミステリーのファンにも嬉しい♪
怪談系の話やまるでシュールレアリズムの絵の中に入ったような不思議な話、数ページの短編などエピソードもそれぞれバラエティーに富んでいて凄く楽しめた。
最近読んだ漫画の中では私の趣味的な部分もあるが特に面白かったと思う。

by lucifuge
| 2007-01-15 22:15
| 本/漫画