2007年 02月 04日
不都合な真実 |
クリントン時代の元副大統領で長年環境問題について取り組んできたアル・ゴア氏が「地球温暖化」についてのスライド講演を中心に作られたドキュメンタリー映画「不都合な真実」を見てきた。
二酸化炭素の増加によって地球が温暖化していく事で環境がどう変わってしまい、どういう危険や危機が訪れるかという様々なデータに元づく警告を提示して、それに対する各国の対応、特にアメリカにおける消極的な姿勢を追求している。
また、環境問題だけでなくゴア氏の生い立ちや家族の話、どういう風に環境問題に関心を持っていったかなどのエピソードを交えつつ、映画が展開していったり、環境問題ドキュメンタリーでありながらゴア氏自身のドキュメンタリーでもある感じ。
ゴア氏の講演は単に真面目な話をするだけでなく現在の状況を皮肉ったようなアニメーションやいかにもアメリカ的なギャグをとばして聞きやすいし、こういう問題について興味の無い人にもわかりやすく作ってあったと思う。
確かに今のブッシュ大統領はアフリカに訪問した際に、一度通るだけの道を警備の邪魔だからとわざわざ道の周りにあった沢山の木を全部切らせたり、環境問題に対してバカとしか思えない行動をしてるし、ブッシュはアメリカが最大の二酸化炭素排出国であるのにもかかわらず京都議定書に参加しないなど愚行を連ねているのにはどうかと思う。
もっとアメリカが変わらないと地球は大変な事になってしまいそう。
内容的にはこのままでは地球が危ないという事がハッキリわかるショックな内容だし、見た人がこういう事について小さな事でも何かを始める良いきっかけになるだろうし、純粋に映画として楽しむ類いの作品ではないものの、多くの人に見て欲しい作品。
ただ、ちょっと最後に出る「〜しましょう」のクレジットはちょっと押し付けがましい感じもするが。
ゴア氏自身はこういう風に地球の事を真剣に考え、行動している凄い人だと思うが、ヘヴィメタルのファンにとってはゴア氏の妻、ティッパー・ゴアはメタルやヘヴィロックを「子供に悪影響がある音楽」として一方的に糾弾し、自殺事件をメタルのせいにして裁判起こしたり、頭の悪い行動ばっかしているPMRCという団体の親玉として悪名高い存在。
下らん正義を振りかざし、多くの人間を不快なな気分にさせる時間があるのならティッパーも環境問題についてもっと考えるべきだと思う。

二酸化炭素の増加によって地球が温暖化していく事で環境がどう変わってしまい、どういう危険や危機が訪れるかという様々なデータに元づく警告を提示して、それに対する各国の対応、特にアメリカにおける消極的な姿勢を追求している。
また、環境問題だけでなくゴア氏の生い立ちや家族の話、どういう風に環境問題に関心を持っていったかなどのエピソードを交えつつ、映画が展開していったり、環境問題ドキュメンタリーでありながらゴア氏自身のドキュメンタリーでもある感じ。
ゴア氏の講演は単に真面目な話をするだけでなく現在の状況を皮肉ったようなアニメーションやいかにもアメリカ的なギャグをとばして聞きやすいし、こういう問題について興味の無い人にもわかりやすく作ってあったと思う。
確かに今のブッシュ大統領はアフリカに訪問した際に、一度通るだけの道を警備の邪魔だからとわざわざ道の周りにあった沢山の木を全部切らせたり、環境問題に対してバカとしか思えない行動をしてるし、ブッシュはアメリカが最大の二酸化炭素排出国であるのにもかかわらず京都議定書に参加しないなど愚行を連ねているのにはどうかと思う。
もっとアメリカが変わらないと地球は大変な事になってしまいそう。
内容的にはこのままでは地球が危ないという事がハッキリわかるショックな内容だし、見た人がこういう事について小さな事でも何かを始める良いきっかけになるだろうし、純粋に映画として楽しむ類いの作品ではないものの、多くの人に見て欲しい作品。
ただ、ちょっと最後に出る「〜しましょう」のクレジットはちょっと押し付けがましい感じもするが。
ゴア氏自身はこういう風に地球の事を真剣に考え、行動している凄い人だと思うが、ヘヴィメタルのファンにとってはゴア氏の妻、ティッパー・ゴアはメタルやヘヴィロックを「子供に悪影響がある音楽」として一方的に糾弾し、自殺事件をメタルのせいにして裁判起こしたり、頭の悪い行動ばっかしているPMRCという団体の親玉として悪名高い存在。
下らん正義を振りかざし、多くの人間を不快なな気分にさせる時間があるのならティッパーも環境問題についてもっと考えるべきだと思う。

by lucifuge
| 2007-02-04 21:43
| 映画/洋画