2006年 02月 13日
オリバー・ツイスト |
「ローズマリーの赤ちゃん」や「戦場のピアニスト」で知られるロマン・ポランスキー監督の「オリバー・ツイスト」を見てきた。
純真で無垢な孤児オリバーが様々な苦境に立たされながらも生き抜いていく話なのだが、世の中にいる色んなタイプの悪党達が出てくるのが面白い!
孤児に粗末な食事しか与えず、こき使ってまるで刑務所のような状態の孤児院を管理している連中や、オリバーを家に引き取ったくせに孤児だからといって犬の残り物の肉を食べさせたり、ひどい扱いをするオバサンと自分より立場が下だと言っていじめる小間使いの子供や使用人、オリバーが逃げてきたロンドンでは世話になるスリの少年達やその元締、かって元締めに育てられた人殺しも何とも思わないような凶悪な男など悪の色々な形を見せてくれる。
中でもスリの元締は悪党ながら優しい面もあったり、保身の為に卑怯な事考えたり、一番人間的で哀れな役で印象的だった。
でもオリバーに関わり、登場するのは悪党ばかりでもなく、倒れたオリバーを救ってくれるおばあさんやオリバーを家に迎えて信用してくれる紳士など世の中捨てたもんじゃないって感じさせるようなキャラクターもいて、そういう善と悪の人々のの渦に巻き込まれたオリバーの運命が変わっていくのも面白い。
それに映像的にもああいう昔の時代のごちゃごちゃした感じの建物や街並の風景は絵になる感じで楽しめた。

純真で無垢な孤児オリバーが様々な苦境に立たされながらも生き抜いていく話なのだが、世の中にいる色んなタイプの悪党達が出てくるのが面白い!
孤児に粗末な食事しか与えず、こき使ってまるで刑務所のような状態の孤児院を管理している連中や、オリバーを家に引き取ったくせに孤児だからといって犬の残り物の肉を食べさせたり、ひどい扱いをするオバサンと自分より立場が下だと言っていじめる小間使いの子供や使用人、オリバーが逃げてきたロンドンでは世話になるスリの少年達やその元締、かって元締めに育てられた人殺しも何とも思わないような凶悪な男など悪の色々な形を見せてくれる。
中でもスリの元締は悪党ながら優しい面もあったり、保身の為に卑怯な事考えたり、一番人間的で哀れな役で印象的だった。
でもオリバーに関わり、登場するのは悪党ばかりでもなく、倒れたオリバーを救ってくれるおばあさんやオリバーを家に迎えて信用してくれる紳士など世の中捨てたもんじゃないって感じさせるようなキャラクターもいて、そういう善と悪の人々のの渦に巻き込まれたオリバーの運命が変わっていくのも面白い。
それに映像的にもああいう昔の時代のごちゃごちゃした感じの建物や街並の風景は絵になる感じで楽しめた。

by lucifuge
| 2006-02-13 20:57
| 映画/洋画