2006年 04月 14日
マンダレイ |
映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」やTVシリーズ「キングダム」で知られるデンマークのラース・フォン・トリアー監督が撮った「ドッグヴィル」の続編、「マンダレイ」を見た。
アメリカを旅するギャングたちとそのボスの娘グレースがたどりついたマンダレイという町は黒人奴隷のコミュニティで、そこにグレースは民主主義を教えようと様々な事を始めるが、そこには悲劇が・・・・っていう感じの物語であるが、いつもながらこの監督の作品は人間の嫌な面を見せつけられるような感じで見ていて重苦しく、しんどい気がする。
グレースのやっている事はアメリカがイラクなど他国に対して自らの主義を押し付けてるような姿勢を皮肉ったようにも見えるし、元奴隷である黒人たちの行動は何だかニーチェの言う「キリスト教は弱者が自らを守る為に作った奴隷の道徳」的なものも感じられた。
人間にとって自由とは何か、理想の社会や差別とは何かと色々考えさせられる作品である。

アメリカを旅するギャングたちとそのボスの娘グレースがたどりついたマンダレイという町は黒人奴隷のコミュニティで、そこにグレースは民主主義を教えようと様々な事を始めるが、そこには悲劇が・・・・っていう感じの物語であるが、いつもながらこの監督の作品は人間の嫌な面を見せつけられるような感じで見ていて重苦しく、しんどい気がする。
グレースのやっている事はアメリカがイラクなど他国に対して自らの主義を押し付けてるような姿勢を皮肉ったようにも見えるし、元奴隷である黒人たちの行動は何だかニーチェの言う「キリスト教は弱者が自らを守る為に作った奴隷の道徳」的なものも感じられた。
人間にとって自由とは何か、理想の社会や差別とは何かと色々考えさせられる作品である。

by lucifuge
| 2006-04-14 17:04
| 映画/洋画