2006年 05月 24日
V・フォー・ヴェンデッタ |
今日は「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟が製作した「V・フォー・ヴェンデッタ」を見てきた。
独裁国家となった未来のイギリスを舞台に、「革命」をかかげ反政府活動を繰り広げる謎の男VとあるきっかけでVと関わってしまった女性の物語である。
能面のようなマスクをかぶり、シェークスピアを引用したVの台詞は芝居がかっていて、様式的でもあり、ある意味昔の日本の時代劇のようだったり、引用を多様する所は押井守監督のアニメ「イノセンス」の影響もあるようにも感じて、日本アニメオタクのウォシャウスキー兄弟らしい作品だった。
劇中の独裁国家はナチスと今のアメリカを足したようなイメージであり、国民にとっての国家とは何か?間違った国家の正義は本当に正義と言えるのか?それに対してどう戦うのかといった事を考えさせる作品で、ストーリー面、ナイフをメインにしたアクション面、ドラマ面どれもわりと良かったたし、過去に行われた収容所での秘密実験とVの関係などミステリー要素もあって楽しめたが映画のクライマックスとしてはちょっと盛り上がりに欠けてたような気もする。

独裁国家となった未来のイギリスを舞台に、「革命」をかかげ反政府活動を繰り広げる謎の男VとあるきっかけでVと関わってしまった女性の物語である。
能面のようなマスクをかぶり、シェークスピアを引用したVの台詞は芝居がかっていて、様式的でもあり、ある意味昔の日本の時代劇のようだったり、引用を多様する所は押井守監督のアニメ「イノセンス」の影響もあるようにも感じて、日本アニメオタクのウォシャウスキー兄弟らしい作品だった。
劇中の独裁国家はナチスと今のアメリカを足したようなイメージであり、国民にとっての国家とは何か?間違った国家の正義は本当に正義と言えるのか?それに対してどう戦うのかといった事を考えさせる作品で、ストーリー面、ナイフをメインにしたアクション面、ドラマ面どれもわりと良かったたし、過去に行われた収容所での秘密実験とVの関係などミステリー要素もあって楽しめたが映画のクライマックスとしてはちょっと盛り上がりに欠けてたような気もする。

by lucifuge
| 2006-05-24 22:01
| 映画/洋画