2007年 03月 03日
龍が如く |
北村一輝主演のゲームを原作としたヤクザ映画「龍が如く」を見た。
神室町という欲望と暴力が満ちあふれる街を舞台に伝説の極道、桐生一馬が刑務所から出所し10年ぶりに帰ってきた事から桐生を狙うヤクザ、消えた100億円、強盗を目論む若いカップル、立てこもる銀行強盗など様々な人間と事件が交錯していくが・・・・という感じのストーリー。
元々のゲームの方を知らないのでゲームと比べてどうとかはわからないが、とりあえず監督が「殺し屋1」などの三池崇史なので強烈な暴力描写や血みどろのアクションを期待していたが、思っていた三池作品のイメージとは全く違う演出がされており、どっちかというと「トリック」の堤幸彦監督のような漫画的表現やギャグをふんだんに取り入れたコメディ・アクション作品になっていた。
栄養ドリンクを飲んで身体からオーラが出たり、死ぬほどバットで殴られても銃で撃たれても死ななかったりかなり無茶苦茶だし、他のキャラクターもマゾの情報屋とかアホの強盗とか変なキャラ満載で笑える。
思ってたのと違ったものの、さすがにアクションの撮り方はハイレベルだし何より桐生に執着し、何度も対決を挑む岸谷五朗演じるヤクザ、真島吾朗のキャラクターがデタラメな感じで面白く完全に主役より強烈な印象を放っていた。
でも岸谷の関西弁は妙にわざとらしくかなり違和感があったが・・・・。
それに様々なキャラが登場するものの、立てこもり強盗は結局本筋の話にあんまり関係ないし、強盗カップルも最初桐生に遭遇しただけで後全く関わらなかったりとそれぞれの関連が結局なくて、もう少しキャラ同士の意外なつながりがあったり、人物関係の動かし方や展開にもっと何かあれば良かったと思う。

神室町という欲望と暴力が満ちあふれる街を舞台に伝説の極道、桐生一馬が刑務所から出所し10年ぶりに帰ってきた事から桐生を狙うヤクザ、消えた100億円、強盗を目論む若いカップル、立てこもる銀行強盗など様々な人間と事件が交錯していくが・・・・という感じのストーリー。
元々のゲームの方を知らないのでゲームと比べてどうとかはわからないが、とりあえず監督が「殺し屋1」などの三池崇史なので強烈な暴力描写や血みどろのアクションを期待していたが、思っていた三池作品のイメージとは全く違う演出がされており、どっちかというと「トリック」の堤幸彦監督のような漫画的表現やギャグをふんだんに取り入れたコメディ・アクション作品になっていた。
栄養ドリンクを飲んで身体からオーラが出たり、死ぬほどバットで殴られても銃で撃たれても死ななかったりかなり無茶苦茶だし、他のキャラクターもマゾの情報屋とかアホの強盗とか変なキャラ満載で笑える。
思ってたのと違ったものの、さすがにアクションの撮り方はハイレベルだし何より桐生に執着し、何度も対決を挑む岸谷五朗演じるヤクザ、真島吾朗のキャラクターがデタラメな感じで面白く完全に主役より強烈な印象を放っていた。
でも岸谷の関西弁は妙にわざとらしくかなり違和感があったが・・・・。
それに様々なキャラが登場するものの、立てこもり強盗は結局本筋の話にあんまり関係ないし、強盗カップルも最初桐生に遭遇しただけで後全く関わらなかったりとそれぞれの関連が結局なくて、もう少しキャラ同士の意外なつながりがあったり、人物関係の動かし方や展開にもっと何かあれば良かったと思う。

by lucifuge
| 2007-03-03 20:03
| 映画/邦画