2007年 04月 03日
デジャヴ |
デンゼル・ワシントン主演の映画「デジャヴ」を見た。
「デジャヴ」というのは初めての事なのに以前どこかで体験した事があるような感覚の事であるが、予告を見た時はこの感覚をキーにしてこれから起こってしまうであろう悲惨な事件を防ごうとする超常スリラーのようなストーリーの映画という印象を持っていたのであるが、実際見てみると物語はオープニングの500人を超す犠牲者が出た船の爆破テロ事件に始まり、その捜査をしていた主人公であるダグ捜査官が一見同じ爆破テロに巻き込まれて死んだようであるが実は爆破前に殺され、事件にも何か関係のあるような女性の死体に遭遇し、同時に衛星の解析によって過去の様子を再現出来るという極秘のシステムを使った捜査にも参加する事になるが実はそのシステムは・・・・といったストーリーで超常スリラーというより一風変わったタイムスリップもののサスペンス映画だった。
思っていたのと違っていた印象だったし話としても多少ややこしいものの、前半に要素として色々出てきていたものが後半に実はこういう意味を持ったシーンだったというのが次々解明されていく展開は気持ちいいし、ギリギリまで盛り上げるサスペンスは結構ハラハラさせられて面白い。
ただタイムスリップネタの映画ではよくある展開になっていたし、テロリストの言動にも何かこいつも未来や過去について何か特殊な秘密があるのか?と暗示させるような台詞が含まれていたわりには別に何もないし、「デジャヴ」というタイトルを使うならもう少し言葉のイメージを活かしたような意外な展開があったら良かった気もする。
またキャスティングとしても「パッション」でキリストを演じたジム・カヴィーゼルがキリストのイメージからすると皮肉なキャラクターを演じていたのもなかなか興味深いし、主人公を助けるFBI捜査官にヴァル・キルマーが出ていたのも良かった。
それから監督は「トップガン」や「ビバリーヒルズコップ」のトニー・スコットであるが彼の昔の作品のようないかにもポップで売れ筋な雰囲気の演出ではなくて、どちらかというと兄のリドリーが作るようなダークな雰囲気に仕上がっていたのも面白い。
「デジャヴ」というのは初めての事なのに以前どこかで体験した事があるような感覚の事であるが、予告を見た時はこの感覚をキーにしてこれから起こってしまうであろう悲惨な事件を防ごうとする超常スリラーのようなストーリーの映画という印象を持っていたのであるが、実際見てみると物語はオープニングの500人を超す犠牲者が出た船の爆破テロ事件に始まり、その捜査をしていた主人公であるダグ捜査官が一見同じ爆破テロに巻き込まれて死んだようであるが実は爆破前に殺され、事件にも何か関係のあるような女性の死体に遭遇し、同時に衛星の解析によって過去の様子を再現出来るという極秘のシステムを使った捜査にも参加する事になるが実はそのシステムは・・・・といったストーリーで超常スリラーというより一風変わったタイムスリップもののサスペンス映画だった。
思っていたのと違っていた印象だったし話としても多少ややこしいものの、前半に要素として色々出てきていたものが後半に実はこういう意味を持ったシーンだったというのが次々解明されていく展開は気持ちいいし、ギリギリまで盛り上げるサスペンスは結構ハラハラさせられて面白い。
ただタイムスリップネタの映画ではよくある展開になっていたし、テロリストの言動にも何かこいつも未来や過去について何か特殊な秘密があるのか?と暗示させるような台詞が含まれていたわりには別に何もないし、「デジャヴ」というタイトルを使うならもう少し言葉のイメージを活かしたような意外な展開があったら良かった気もする。
またキャスティングとしても「パッション」でキリストを演じたジム・カヴィーゼルがキリストのイメージからすると皮肉なキャラクターを演じていたのもなかなか興味深いし、主人公を助けるFBI捜査官にヴァル・キルマーが出ていたのも良かった。
それから監督は「トップガン」や「ビバリーヒルズコップ」のトニー・スコットであるが彼の昔の作品のようないかにもポップで売れ筋な雰囲気の演出ではなくて、どちらかというと兄のリドリーが作るようなダークな雰囲気に仕上がっていたのも面白い。
by lucifuge
| 2007-04-03 19:24
| 映画/洋画