2007年 04月 13日
オール・ザ・キングスメン |
ショーン・ペン主演の社会派人間ドラマ映画「オール・ザ・キングスメン」を見た。
政治家の汚職を糾弾し、仕事をクビになった市の元出納係スタークが知事を目指し、貧しい民衆の立場にたった理念と演説で人気を得て知事の地位に就くも、それを良く思わない富裕層や利権を牛耳っていた議員たちとの対立から彼等を潰すために汚い方法も使いだし・・・・といった内容。
ピュリッツアー賞を受賞したロバート・ペン・ウォーレンの原作「すべて王の民」を映画化した1949年のオリジナル版をリメイクしたものであるが、今回の映画化は時代設定を第二次大戦前の1930年代から大戦後の1950年代に変えキャラクターの人物像をよりリアルに描いている。
登場人物としてまずはスターク知事役のショーン・ペンが凄いインパクト!民衆の心をつかむ激しい演説のシーンは迫真の演技だし、謀略をはりめぐらせるあたりの雰囲気は政治家というよりマフィアに見えてくるくらい!さすがにペンは「ミスティックリバー」といい、こういう悪の要素を持つ役はうまい☆
また富裕層の出身ながら知事の友人で元新聞記者、その後知事の元で働いているジャック役をジュード・ロウが演じているが、最初に知事に期待を寄せ、協力しながらも知事への協力によって皮肉にも自分にとっての大切な思い出や人間を失っていくという複雑な感情を持った役を印象深く演じていた。
他にもアンソニー・ホプキンスやケイト・ウィンスレットなど個性的なキャスティングが重厚なドラマを盛り上げていたと思う。
政治家の汚職を糾弾し、仕事をクビになった市の元出納係スタークが知事を目指し、貧しい民衆の立場にたった理念と演説で人気を得て知事の地位に就くも、それを良く思わない富裕層や利権を牛耳っていた議員たちとの対立から彼等を潰すために汚い方法も使いだし・・・・といった内容。
ピュリッツアー賞を受賞したロバート・ペン・ウォーレンの原作「すべて王の民」を映画化した1949年のオリジナル版をリメイクしたものであるが、今回の映画化は時代設定を第二次大戦前の1930年代から大戦後の1950年代に変えキャラクターの人物像をよりリアルに描いている。
登場人物としてまずはスターク知事役のショーン・ペンが凄いインパクト!民衆の心をつかむ激しい演説のシーンは迫真の演技だし、謀略をはりめぐらせるあたりの雰囲気は政治家というよりマフィアに見えてくるくらい!さすがにペンは「ミスティックリバー」といい、こういう悪の要素を持つ役はうまい☆
また富裕層の出身ながら知事の友人で元新聞記者、その後知事の元で働いているジャック役をジュード・ロウが演じているが、最初に知事に期待を寄せ、協力しながらも知事への協力によって皮肉にも自分にとっての大切な思い出や人間を失っていくという複雑な感情を持った役を印象深く演じていた。
他にもアンソニー・ホプキンスやケイト・ウィンスレットなど個性的なキャスティングが重厚なドラマを盛り上げていたと思う。
by lucifuge
| 2007-04-13 19:07
| 映画/洋画