春の古書大即売会

今日は毎年京都・岡崎にある「みやこめっせ」で開催されている大規模な古本祭り「春の古書大即売会」に行ってきた。
今回見つけたのは「ジョン・マーティン画集」
ジョン・マーティンは19世紀の画家であるが、昔、市の図書館でこの本を見て、その神話や伝承をテーマとした壮大で幻想的な画風が印象的で是非入手したかったが出版元がつぶれていて絶版になっていたので今回安価で見つけて嬉しかった。
また前に昔のNHKの番組の名作を再放送するという「NHKアーカイブス」で熊田千佳慕という画家の特集を見たのだが、この人は非常に細密に昆虫の絵を描いていて好きな感じだったのだが、その人の展覧会の画集「熊田千佳慕の世界展」も見つけて入手。
それから朝日新聞社が出版した「タロット〜神秘と幻想のカード」という本や果物が幻想的に変貌したり植物と同化する人間を描いたサミュエル・バックという画家の輸入版展示目録なども買った。
他には最近沢山たまってきた私の幻想的な生物の作品をファイルにする時、図鑑風にまとめたいと考えているのでその参考用の魚類や動物などの図鑑を数冊買った。
スイスのデザインポスターをまとめた本や日本の商業広告をまとめた本、闇の文化研究本やドイツのオカルトについての本など欲しいものはいくらでもあったが結構どれもイイ値段なので全部買ってたらキリがないし今回はこのくらいで我慢。
「椛島勝一ペン画集」というかなり気に入った本もあったのだが、この本1册で今日買った本全部と同じ値段なのでビックリ！良い本は高い！
それにしてもああいう沢山の人が来る会場というのは色んな人が来ているもので、中にはちらほら変な人も・・・・・
身体から酢みたいな異臭を放っているオッサンや何か怒鳴ってわめきちらしてるオッサン、どこで焼いてきたのか上半身真っ黒に焼けたタンクトップのオッサン、「中川家」がネタでよく言ってる「頭ハゲ散らかしたような」そのもののオッサン、うまく真ん中がハゲて横の毛がまるで犬の耳みたいになってるオッサン・・・・など色々いて人間観察の場としてもちょっと興味深かった（笑）