2007年 05月 29日
ボーン・ダディ |
ルトガー・ハウアー主演のサイコスリラー映画「ボーン・ダディ」をビデオで見た。
元検死局長でベストセラー作家のパーマーは7年前に起こった未解決事件で被害者の骨だけを抜き取り、検死局に送りつけるという「ボーン・ダディ事件」を題材にした小説を発表したと同時に再びその真犯人が動き出し、パーマーのエージェントを拉致して骨を送ってくる・・・・そしてパーマーも捜査に協力する事になるのだが・・・といったストーリー。
生きたまま人間の骨を抜き取るという残虐な設定は強烈だし、パーマーが検死局長時代に解雇した男とそのせいで大学中退を余儀無く去れたその息子、しかもパーマーは解雇した男の妻とも浮気していた過去があったり、浮気のせいでパーマー自身の家庭も崩壊し、現在の検死局副局長ながら父とうまくいっていない息子ピーターの存在など犯人の条件や動機を含め、様々な怪しい容疑者が出てくる展開は面白いし、謎の核心への迫り方も元検死官ならではの視点で推理したりと楽しめる。
しかしながらクライマックスのシーンはちょっと犯人が弱過ぎる気もするし、今回の事件の動機ははっきりしてるにしても元々7年前の事件は何で始めたのかというのがちょっと曖昧な感じで、もう少しそういう部分を突っ込んでくれたらさらに良かったと思う。
それに犯人のアジトに突入した刑事が自分が開けた扉の後ろに犯人が隠れてしまって気付かず、襲われるシーンなどもあったが、まるでギャグ漫画やコントみたいなシチュエーションで少し妙な感じもする映画だった。
元検死局長でベストセラー作家のパーマーは7年前に起こった未解決事件で被害者の骨だけを抜き取り、検死局に送りつけるという「ボーン・ダディ事件」を題材にした小説を発表したと同時に再びその真犯人が動き出し、パーマーのエージェントを拉致して骨を送ってくる・・・・そしてパーマーも捜査に協力する事になるのだが・・・といったストーリー。
生きたまま人間の骨を抜き取るという残虐な設定は強烈だし、パーマーが検死局長時代に解雇した男とそのせいで大学中退を余儀無く去れたその息子、しかもパーマーは解雇した男の妻とも浮気していた過去があったり、浮気のせいでパーマー自身の家庭も崩壊し、現在の検死局副局長ながら父とうまくいっていない息子ピーターの存在など犯人の条件や動機を含め、様々な怪しい容疑者が出てくる展開は面白いし、謎の核心への迫り方も元検死官ならではの視点で推理したりと楽しめる。
しかしながらクライマックスのシーンはちょっと犯人が弱過ぎる気もするし、今回の事件の動機ははっきりしてるにしても元々7年前の事件は何で始めたのかというのがちょっと曖昧な感じで、もう少しそういう部分を突っ込んでくれたらさらに良かったと思う。
それに犯人のアジトに突入した刑事が自分が開けた扉の後ろに犯人が隠れてしまって気付かず、襲われるシーンなどもあったが、まるでギャグ漫画やコントみたいなシチュエーションで少し妙な感じもする映画だった。
by lucifuge
| 2007-05-29 19:51
| 映画/洋画