ひぐらしのなく頃に 解

去年放送されたアニメ「ひぐらしのなく頃に」の続編「ひぐらしのなく頃に　解」が昨日深夜より放送が始まったので録画しておいたのを見た。



このアニメは昭和50年代の架空の村「雛見沢村」を舞台に起こるミステリアスな事件を描いたストーリーであるが、最初見始めた頃は、適当に新しく始まった番組がどんなものかと録画しておいて見た程度で大して期待もしていなかった。
登場人物のデザインもいかにもアキバ系の絵柄だし、多くの美少女系のキャラの中に男性キャラがひとりという設定もいかにもアキバ系って印象で好みじゃない感じだし「イマイチだな〜」と思っていたのだが、突然「バラバラ殺人」の話が出てきたり、それについて何かを隠してそうな住民、村の因習として伝えられる「綿流し」と「おやしろ様」という謎の存在、村を支配する御三家とよばれる連中や、消えた少年の謎など様々なミステリーな要素と展開が出てきてビックリ！
そういうミステリー要素だけでなく猟奇的で残虐な殺人や拷問、狂気を描く表現がこれまでのアニメでは見た事がなかった異常さを感じる怖さだったり、未知の細菌やエイリアンなどの要素まで登場してホラー好きな私には結構ハマった作品だった。
それにいくつかのエピソードが時間軸と人物関係を同じにキャラクターの視点を変えて作られていて、それぞれ別の結末があるなどという演出方法も面白かったし、色んな面でホラーアニメの新境地を開拓した作品だったと思う。
その作品の続編というので期待して見てみたが、舞台は前作の話から20数年後を舞台に再び雛見沢村を訪れたかって事件を捜査した刑事たちと事件の当事者のひとりである少女・・・といった感じで話が展開するが、まだ前作のおさらいを含めてあらすじをたどっただけって感じで「新たな雛見沢村」という新展開を予想させる要素を出しながらも、この先どうなるかはまだまだわからない感じ。
でも解明されていない「謎」もたくさん残っている話でもあるのでこれからその謎がどう明かされていくのかも楽しみ。