2007年 07月 09日
リブ・フリーキー!ダイ・フリーキー! |
実在の殺人鬼チャールズ・マンソンと彼のファミリーによる映画監督ロマン・ポランスキーの妻シャロン・テート殺害事件を題材とした人形アニメーション映画「リブ・フリーキー!ダイ・フリーキー!」をDVDで見た。
人形アニメーションというとチェコのシュヴァンクマイエルを連想するが、奇抜で独創的な彼の造形とはまた違った、いかにもアメリカ的でマンガ的造形のパペットが動き回る作品。
台詞や映像、展開合わせてとにかく悪趣味で強烈だし、シーンによっては一部の団体が騒いで発禁になりそうなくらいの事を言ってたりでとんでもなくブラックで危険なユーモアと皮肉タップリな感じ。
人形はLIVING DEAD DOLLみたいなホラー系のかわいい人形を模してながら結構描写はエログロ全開だったり、映像の色調もケバケバしく派手でロックっぽいのは面白い。
マンソンファミリーの視点で進んでいくストーリーなので被害者で妊婦でもあるシャロンが家で友人に「タバコは胎児に悪いでしょ!」と言いながら麻薬吸いまくってたりと最低なキャラ設定してたり、ファミリーのヒッピー女が意外に地球のエコについてまともな事言ってたりと善悪ぐちゃぐちゃなおかしな設定もブラックで見ていて奇妙な感覚になってしまう。
こんな危ない作品は実写では作れなさそう。
久々に見た強烈な悪趣味映画だった。

人形アニメーションというとチェコのシュヴァンクマイエルを連想するが、奇抜で独創的な彼の造形とはまた違った、いかにもアメリカ的でマンガ的造形のパペットが動き回る作品。
台詞や映像、展開合わせてとにかく悪趣味で強烈だし、シーンによっては一部の団体が騒いで発禁になりそうなくらいの事を言ってたりでとんでもなくブラックで危険なユーモアと皮肉タップリな感じ。
人形はLIVING DEAD DOLLみたいなホラー系のかわいい人形を模してながら結構描写はエログロ全開だったり、映像の色調もケバケバしく派手でロックっぽいのは面白い。
マンソンファミリーの視点で進んでいくストーリーなので被害者で妊婦でもあるシャロンが家で友人に「タバコは胎児に悪いでしょ!」と言いながら麻薬吸いまくってたりと最低なキャラ設定してたり、ファミリーのヒッピー女が意外に地球のエコについてまともな事言ってたりと善悪ぐちゃぐちゃなおかしな設定もブラックで見ていて奇妙な感覚になってしまう。
こんな危ない作品は実写では作れなさそう。
久々に見た強烈な悪趣味映画だった。

by lucifuge
| 2007-07-09 23:17
| 映画/洋画