2007年 07月 25日
時をかける少女(2006 アニメ版) |
先週土曜に放送され、録画しておいた筒井康隆の小説を原作としたアニメ映画「時をかける少女」を見た。
80年代に原田知世主演の実写版映画が作られたが、話として知っていたものの、そっちは見てないので映画として見るのは今回が初めて。
ひょんな事から時間を遡ってやり直せるという「タイムリープ」能力を得てしまった17才の主人公紺野真琴はその能力を日常での些細な事に使いまくって楽しむが・・・・といったストーリー。
天真爛漫でその時その時が楽しければイイ的考えの真琴が自分が「過去」に戻って勝手な事をしたために変わっていってしまう「今」に気付き、そういった状況だけでなく「人の心」など大切な事にも気がついていったり成長していく様子がドラマティックだし、タイムリープに隠された謎、命の危険にさらされてしまう友達を救うために悪戦苦闘するスリルなど色んな面白さが詰め込まれた作品。
監督の細田守はジブリの「ハウルの動く城」の監督に決まっていたらしいが、宮崎駿が「やっぱ俺が撮る」と勝手な事言ってダメにされたという話をラジオか何かで聴いた事があるが、私はこんな凄いアニメを作れる人ならむしろ宮崎やりこの人の「ハウル」の方が見てみたかった気がする。(実際宮崎のハウルは城の映像とかは面白いものの、全体的に見てみてイマイチだったし)
それにキャラクターデザインが「エヴァンゲリオン」の貞本義行だったりと一流のスタッフが揃った作品だと思う。
また、原作版の主人公で原田知世が演じた実写版の主人公である芳山和子が真琴の叔母役として登場して「タイムリープ」についての事をそれとなく教えたりなど昔の作品とのリンクがあるのも面白い。
80年代に原田知世主演の実写版映画が作られたが、話として知っていたものの、そっちは見てないので映画として見るのは今回が初めて。
ひょんな事から時間を遡ってやり直せるという「タイムリープ」能力を得てしまった17才の主人公紺野真琴はその能力を日常での些細な事に使いまくって楽しむが・・・・といったストーリー。
天真爛漫でその時その時が楽しければイイ的考えの真琴が自分が「過去」に戻って勝手な事をしたために変わっていってしまう「今」に気付き、そういった状況だけでなく「人の心」など大切な事にも気がついていったり成長していく様子がドラマティックだし、タイムリープに隠された謎、命の危険にさらされてしまう友達を救うために悪戦苦闘するスリルなど色んな面白さが詰め込まれた作品。
監督の細田守はジブリの「ハウルの動く城」の監督に決まっていたらしいが、宮崎駿が「やっぱ俺が撮る」と勝手な事言ってダメにされたという話をラジオか何かで聴いた事があるが、私はこんな凄いアニメを作れる人ならむしろ宮崎やりこの人の「ハウル」の方が見てみたかった気がする。(実際宮崎のハウルは城の映像とかは面白いものの、全体的に見てみてイマイチだったし)
それにキャラクターデザインが「エヴァンゲリオン」の貞本義行だったりと一流のスタッフが揃った作品だと思う。
また、原作版の主人公で原田知世が演じた実写版の主人公である芳山和子が真琴の叔母役として登場して「タイムリープ」についての事をそれとなく教えたりなど昔の作品とのリンクがあるのも面白い。
by lucifuge
| 2007-07-25 21:50
| アニメ/邦画