2007年 08月 17日
うしろの百太郎 平成版 |
ブックオフで見つけたつのだじろうの心霊恐怖漫画「うしろの百太郎 平成版」を読んだ。
昔の「うしろの百太郎」シリーズとは心霊研究家の父を持つ高校生、後一太郎がその心霊現象体験を通して自らの守護霊百太郎と共に、怨霊との対決など危機を乗り越え、心霊世界についても学んでいく〜といった話であったが、今回の平成版も同じく、一太郎が心霊現象に関わる設定で、後輩の女子生徒の家に出るという霊の話「衝撃の心霊写真」と因縁めいた古屋敷をめぐる霊の話「龍頭屋敷の怨霊」の2話構成である。
私は今までのシリーズは全て読んでいるし、昔のエピソードは当時の心霊を題材にした実話ベース的な恐怖漫画の草分けというか、かなり恐い感じがしたが、それに比べて今回のは何か説明的過ぎるというか話としてあんまり恐くもなく正直面白くない。
二色刷りという漫画の紙面に対してはっきりしない実際の心霊写真を載せるというわかりにくい事をしていたり、心霊を扱った番組では「アンビリバボー」が信用出来るとか宣伝めいた事を書いていたり、話そっちのけで余計な部分が多い気がするし、霊能者が除霊をしている最中に一太郎がいらん事して大変な事になるのだが、今まで一太郎は数々の心霊体験を経験して様々な事を学んでいるはずなのに、まだこんな事するか〜とバカ丸出しなのもキャラの動かし方としてちょっとどうかと思う。
2話目は古屋敷や怨霊、幕末からの因縁、埋蔵金など、まだ要素としてわりと面白そうなものの、話の展開のさせ方がいかにもというか安易過ぎて先が読めてしまうし物足りない。
また登場する霊能者がやけに説教臭いし、何かリアリティの欠けた心霊版「学研の学習教材漫画」みたいな印象。
つのだじろうもせっかく百太郎を復活っせるのならこんな描き方はしないで欲しかった。
「恐怖新聞 平成版」もあるらしいがこっちの出来はどうなのだろうか・・・?

昔の「うしろの百太郎」シリーズとは心霊研究家の父を持つ高校生、後一太郎がその心霊現象体験を通して自らの守護霊百太郎と共に、怨霊との対決など危機を乗り越え、心霊世界についても学んでいく〜といった話であったが、今回の平成版も同じく、一太郎が心霊現象に関わる設定で、後輩の女子生徒の家に出るという霊の話「衝撃の心霊写真」と因縁めいた古屋敷をめぐる霊の話「龍頭屋敷の怨霊」の2話構成である。
私は今までのシリーズは全て読んでいるし、昔のエピソードは当時の心霊を題材にした実話ベース的な恐怖漫画の草分けというか、かなり恐い感じがしたが、それに比べて今回のは何か説明的過ぎるというか話としてあんまり恐くもなく正直面白くない。
二色刷りという漫画の紙面に対してはっきりしない実際の心霊写真を載せるというわかりにくい事をしていたり、心霊を扱った番組では「アンビリバボー」が信用出来るとか宣伝めいた事を書いていたり、話そっちのけで余計な部分が多い気がするし、霊能者が除霊をしている最中に一太郎がいらん事して大変な事になるのだが、今まで一太郎は数々の心霊体験を経験して様々な事を学んでいるはずなのに、まだこんな事するか〜とバカ丸出しなのもキャラの動かし方としてちょっとどうかと思う。
2話目は古屋敷や怨霊、幕末からの因縁、埋蔵金など、まだ要素としてわりと面白そうなものの、話の展開のさせ方がいかにもというか安易過ぎて先が読めてしまうし物足りない。
また登場する霊能者がやけに説教臭いし、何かリアリティの欠けた心霊版「学研の学習教材漫画」みたいな印象。
つのだじろうもせっかく百太郎を復活っせるのならこんな描き方はしないで欲しかった。
「恐怖新聞 平成版」もあるらしいがこっちの出来はどうなのだろうか・・・?

by lucifuge
| 2007-08-17 21:17
| 本/漫画