2007年 08月 29日
ストレンジャー・コール |
古くから伝えられる都市伝説「ベビーシッターと2階の男」を元にした1979年の映画「夕暮れにベルが鳴る」を「コンエアー」や「トゥーム・レイダー」のサイモン・ウエスト監督が新たにアレンジ、リメイクした作品「ストレンジャー・コール」を見た。
彼氏が親友と浮気して喧嘩中の女子高生ジルは金持ち医者の豪邸にベビーシッターのバイトへ行くが、そこに妙な電話がかかってきて・・・・といったストーリー。
話は凄く単純だし、これといった謎もないものの、広い邸宅、大学生の息子がたまに帰ってくるという離れの部屋、セキュリティをしている状態にもかかわらずうっかり開いていたドアがあったり、いたはずのメイドが突然いなくなったり状況設定からサスペンスがどんどん盛り上がるし、何より犯人からの恐怖の要素として大きい存在である電話のベルの音が効果的に使われていてベルが鳴る度ドキッとする。
また状況がおかしいと思い始め、警察に通報してから逆探知するために犯人と緊迫のやりとりがあったり、犯人が家に侵入してからの攻防戦もけっして血が出るような派手さはないものの、昔のB級ホラーっぽい撮り方をしていてスリリングで楽しめる。
ただ犯人が結局どういう背景を持っていた人物とか全く明かされてなくて、ラストについても解釈によっては別の真相も想像出来そうだが、そういう余韻を残してくれる演出は結構好き。


彼氏が親友と浮気して喧嘩中の女子高生ジルは金持ち医者の豪邸にベビーシッターのバイトへ行くが、そこに妙な電話がかかってきて・・・・といったストーリー。
話は凄く単純だし、これといった謎もないものの、広い邸宅、大学生の息子がたまに帰ってくるという離れの部屋、セキュリティをしている状態にもかかわらずうっかり開いていたドアがあったり、いたはずのメイドが突然いなくなったり状況設定からサスペンスがどんどん盛り上がるし、何より犯人からの恐怖の要素として大きい存在である電話のベルの音が効果的に使われていてベルが鳴る度ドキッとする。
また状況がおかしいと思い始め、警察に通報してから逆探知するために犯人と緊迫のやりとりがあったり、犯人が家に侵入してからの攻防戦もけっして血が出るような派手さはないものの、昔のB級ホラーっぽい撮り方をしていてスリリングで楽しめる。
ただ犯人が結局どういう背景を持っていた人物とか全く明かされてなくて、ラストについても解釈によっては別の真相も想像出来そうだが、そういう余韻を残してくれる演出は結構好き。


by lucifuge
| 2007-08-29 21:53
| 映画/洋画