2007年 09月 23日
東京画廊めぐり |
昨日は来月の私の個展のための打ち合わせやDMを画廊側に渡しに、個展をする画廊である東京・銀座の「青木画廊」まで行ってきた。
せっかく東京まで行くし、こっちでの宣伝はほとんど出来ていないので銀座周辺の画廊に個展のハガキを置かせてもらおうと思っていたのだが、いざ色々画廊をまわってみると関西の画廊とは違ってそういう個人の展覧会のハガキを置くスペースを最初から作っていない所やそこの画廊にハガキを置かせて欲しいなら開催する画廊側がその画廊と提携してそこの画廊のハガキを普段から置いてもらうようにしてくれてないとダメだとか、ハガキは1枚掲示板みたいな場所に貼る事は出来るけど置くのはダメだとかちょっとこっちとは画廊の感じが違うのに驚いた。
それでもいくつかはハガキを置く事に対して親切に対応してくれた画廊もあったりで感謝。
それから今の時期はちょうど知り合いなどが東京で個展をしていたりでいくつか見てまわった。
まずは私も個展を行なう場所である「青木画廊 LUFT」でYっておられた伊澤真弓さんの個展を見たが今回私は東京でやるのが初めてなので何度かやっておられる伊澤さんに色々とわからない事を聞いたり作品も私が今取り組んでいるテンペラ技法を使っておられるのでそういう技法についての話を聞いたり色々参考になった。
作品は動物や花をモチーフとした幻想的な世界が展開されていて特にペンギンの骨をモチーフに描かれた作品が私は好きな感じ。
それからヴァニラ画廊で行なわれていた山地博子さんの展覧会を見に行ったのだが、山地さんの作品は和風でありながらどこかエキゾチックでエロティックな雰囲気を持つ幻想絵画でモチーフである女性の肌に描かれた刺青や着物の模様など装飾的な美しさも目をひく素敵な作品だった。
特に良かったのは「新制作展」にも出品された女性と竜をモチーフとした大きな作品で油彩でありながら和の雰囲気が凄く活かされた面白い作品だと思う。
山地さんは大阪の方なので作品を東京に輸送した詳細などについて聞いてみたら私が調べた所よりもかなり安くやってくれる所を知っておられて紹介してもらったので個展の経費が少し安くなりそうで助かった。
それから適当に入った「秀友画廊」という所で個展をされていた長森聰さんという方に呼び止められて「私はあなたの位相を見て変わった絵を描く人じゃないかと思った」と言われ、当たっているのでビックリしたのだが、聞いてみるとその長森さんという方は東京芸大出身で1960年代にフランス・ボザールに在籍していた事もあり、50回以上の個展や多くの生徒も教えたりと洋画の世界で長く活動されている方なのだが、私の絵のファイルを見せた所、目指すものは違うけど気に入ってもらったり、アドバイスしてもらえたりと大変勉強になった。
なので長森さんは長年に渡りそういう風に多くの生徒や画家を見てきてるので私の事を見ただけでどんな絵を描いてるとかわかったという話だった。
個展のハガキも渡しておいたので是非見に来ていただきたいものである。
偶然入った画廊でそういう方に出会って色々話してもらえるなんて人の縁って凄く不思議に感じた。
それから今度は新宿に行き、大学院時代の友人である小柳裕さんの個展を見に行った。
小柳さんの作品は彼の住む近所の地域の夜の風景をモチーフとして光と影の表現に独特さがある作品だが、前見た時よりもますます描写力が上がっていてまるで映像の1シーンを見ているような感覚になる。
普通は角張ったパネルの端部分を丸く削ってまるでテレビ画面のような感じにしてるのも絵画でありながら映像的な感覚を想起させるし、面白い。
ただここの画廊に行くまでの交通の便がちょっとわかりにくくて東京の電車って複雑だな〜って思った。
この後私がアートパンツを出品している原宿の「3RD WEAR」やダーク系の作品を扱ってそうな上野にある「ムエルテ画廊」などにも行ってみたかったが時間がなくなってきたので今回は断念。
もう早速来年の個展の予約もしておいたので(来年は11月中旬)、今度宣伝にハガキを置かせてもらいに画廊めぐりする時はもっと事前に調べてから来ようと思う。
せっかく東京まで行くし、こっちでの宣伝はほとんど出来ていないので銀座周辺の画廊に個展のハガキを置かせてもらおうと思っていたのだが、いざ色々画廊をまわってみると関西の画廊とは違ってそういう個人の展覧会のハガキを置くスペースを最初から作っていない所やそこの画廊にハガキを置かせて欲しいなら開催する画廊側がその画廊と提携してそこの画廊のハガキを普段から置いてもらうようにしてくれてないとダメだとか、ハガキは1枚掲示板みたいな場所に貼る事は出来るけど置くのはダメだとかちょっとこっちとは画廊の感じが違うのに驚いた。
それでもいくつかはハガキを置く事に対して親切に対応してくれた画廊もあったりで感謝。
それから今の時期はちょうど知り合いなどが東京で個展をしていたりでいくつか見てまわった。
まずは私も個展を行なう場所である「青木画廊 LUFT」でYっておられた伊澤真弓さんの個展を見たが今回私は東京でやるのが初めてなので何度かやっておられる伊澤さんに色々とわからない事を聞いたり作品も私が今取り組んでいるテンペラ技法を使っておられるのでそういう技法についての話を聞いたり色々参考になった。
作品は動物や花をモチーフとした幻想的な世界が展開されていて特にペンギンの骨をモチーフに描かれた作品が私は好きな感じ。
それからヴァニラ画廊で行なわれていた山地博子さんの展覧会を見に行ったのだが、山地さんの作品は和風でありながらどこかエキゾチックでエロティックな雰囲気を持つ幻想絵画でモチーフである女性の肌に描かれた刺青や着物の模様など装飾的な美しさも目をひく素敵な作品だった。
特に良かったのは「新制作展」にも出品された女性と竜をモチーフとした大きな作品で油彩でありながら和の雰囲気が凄く活かされた面白い作品だと思う。
山地さんは大阪の方なので作品を東京に輸送した詳細などについて聞いてみたら私が調べた所よりもかなり安くやってくれる所を知っておられて紹介してもらったので個展の経費が少し安くなりそうで助かった。
それから適当に入った「秀友画廊」という所で個展をされていた長森聰さんという方に呼び止められて「私はあなたの位相を見て変わった絵を描く人じゃないかと思った」と言われ、当たっているのでビックリしたのだが、聞いてみるとその長森さんという方は東京芸大出身で1960年代にフランス・ボザールに在籍していた事もあり、50回以上の個展や多くの生徒も教えたりと洋画の世界で長く活動されている方なのだが、私の絵のファイルを見せた所、目指すものは違うけど気に入ってもらったり、アドバイスしてもらえたりと大変勉強になった。
なので長森さんは長年に渡りそういう風に多くの生徒や画家を見てきてるので私の事を見ただけでどんな絵を描いてるとかわかったという話だった。
個展のハガキも渡しておいたので是非見に来ていただきたいものである。
偶然入った画廊でそういう方に出会って色々話してもらえるなんて人の縁って凄く不思議に感じた。
それから今度は新宿に行き、大学院時代の友人である小柳裕さんの個展を見に行った。
小柳さんの作品は彼の住む近所の地域の夜の風景をモチーフとして光と影の表現に独特さがある作品だが、前見た時よりもますます描写力が上がっていてまるで映像の1シーンを見ているような感覚になる。
普通は角張ったパネルの端部分を丸く削ってまるでテレビ画面のような感じにしてるのも絵画でありながら映像的な感覚を想起させるし、面白い。
ただここの画廊に行くまでの交通の便がちょっとわかりにくくて東京の電車って複雑だな〜って思った。
この後私がアートパンツを出品している原宿の「3RD WEAR」やダーク系の作品を扱ってそうな上野にある「ムエルテ画廊」などにも行ってみたかったが時間がなくなってきたので今回は断念。
もう早速来年の個展の予約もしておいたので(来年は11月中旬)、今度宣伝にハガキを置かせてもらいに画廊めぐりする時はもっと事前に調べてから来ようと思う。
by lucifuge
| 2007-09-23 20:35
| 芸術・アート/展覧会