2007年 10月 22日
HEAT 灼熱 |
先週テレビで深夜に放送していたのを録画しておいた邦画「HEAT 灼熱」を見た。
新宿・歌舞伎町にやってきた己の信念をとことん突き通す謎の男、唐沢辰巳は街の裏金融を営む男、伊丹を魅了し裏社会でのし上がっていきホストクラブ「新宿租界」のオーナーにまでなるも、唐沢を潰しにかかろうとする広域暴力団「山王会」と新宿署副署長の陰謀、そこに関わってくる香港や韓国など様々なアジア系マフィア、それらと様々な手で対抗する唐沢たち・・・・という新宿の影に棲む男たちの熱い戦いを描いたストーリー。
ビッグコミック・スぺリオールに連載された武論尊原作・池上遼一画による劇画の映画化作品であるが、私は原作のファンであるだけに映画化されたキャスティングのイメージの違いにはかなり不満な印象。
まあ池上遼一の描くような超男前なイメージの俳優などいないから仕方ないのだろうが、脇役陣は何とか出来そうな感じだったのに山王会ナンバー4の村雨、ナンバー3の藤巻、ナンバー2の石倉のいずれも漫画と違い過ぎていて、元の漫画のイメージを全く別にアレンジしたのならまだしも、作品全体の街のイメージや雰囲気は漫画の雰囲気に近いものがそれなりに出ていて漫画と全く同じシーンもあるし、キャラクターの衣装も同じなのにキャスティングだけ別のイメージというのは何か漫画を読んだものからするとかなり違和感がある。
主人公の唐沢は原作に似させようという感じはあるが武論尊の描くストーリーにあるような「深み」のある男には見えないし、役として合っていたのは伊丹役の袴田吉彦くらい。
映画としては元の話の前半少しといった感じで終わってしまっているので凄く中途半端な印象だし、原作がかなり面白いだけにちょっと残念な作品。

新宿・歌舞伎町にやってきた己の信念をとことん突き通す謎の男、唐沢辰巳は街の裏金融を営む男、伊丹を魅了し裏社会でのし上がっていきホストクラブ「新宿租界」のオーナーにまでなるも、唐沢を潰しにかかろうとする広域暴力団「山王会」と新宿署副署長の陰謀、そこに関わってくる香港や韓国など様々なアジア系マフィア、それらと様々な手で対抗する唐沢たち・・・・という新宿の影に棲む男たちの熱い戦いを描いたストーリー。
ビッグコミック・スぺリオールに連載された武論尊原作・池上遼一画による劇画の映画化作品であるが、私は原作のファンであるだけに映画化されたキャスティングのイメージの違いにはかなり不満な印象。
まあ池上遼一の描くような超男前なイメージの俳優などいないから仕方ないのだろうが、脇役陣は何とか出来そうな感じだったのに山王会ナンバー4の村雨、ナンバー3の藤巻、ナンバー2の石倉のいずれも漫画と違い過ぎていて、元の漫画のイメージを全く別にアレンジしたのならまだしも、作品全体の街のイメージや雰囲気は漫画の雰囲気に近いものがそれなりに出ていて漫画と全く同じシーンもあるし、キャラクターの衣装も同じなのにキャスティングだけ別のイメージというのは何か漫画を読んだものからするとかなり違和感がある。
主人公の唐沢は原作に似させようという感じはあるが武論尊の描くストーリーにあるような「深み」のある男には見えないし、役として合っていたのは伊丹役の袴田吉彦くらい。
映画としては元の話の前半少しといった感じで終わってしまっているので凄く中途半端な印象だし、原作がかなり面白いだけにちょっと残念な作品。

by lucifuge
| 2007-10-22 21:46
| 映画/邦画