2007年 10月 14日
高松潤一郎さん邸訪問/澁澤龍彦幻想美術館 |
個展終了後も1日余分に宿泊して普段からお世話になってる画家の高松潤一郎さんの家に遊びに行かせてもらえる事になっていたので、朝から電車で埼玉に向かった。
駅に着いてから高松さんが車で迎えに来て下さり、しばらく乗ってついた所はドアからして面白いデザインの家でまずは高松さんが集めたという数々の珍しい美術品のコレクションを見せていただいた。
ウィーン幻想派の画家をはじめ、青木画廊につながる画家などたくさんの作品を見せてもらいながら、私の今回の個展についての問題点やアドバイスを丁寧に指導して下さったて凄く感謝。
また高松さん自身のアトリエや制作中の作品、自作の額なども見せていただいたり、澁澤龍彦の自筆の原稿、尾形光琳の描いた蝙蝠の扇、昔の双六など凄く貴重なものもあったりでまるで美術館のような家だった。
それから貴重なものを見るだけでなく高松さん夫妻から普段聞けないような昔の興味深いエピソードを色々聞かせていただいたり、昼食まで御馳走になって本当に楽しく様々なものも吸収出来た貴重な時間だった。
その後、その高松さんの作品も展示されている「澁澤龍彦幻想美術館」展を見に横須賀にある横須賀美術館まで行った。
横須賀までの移動は2時間くらいかかって疲れたが駅から美術館までのバスが結構辛気くさくてまた疲れる感じ。
しかし、美術館に着き、展示を見始めるとそんな疲れも吹っ飛ぶくらい素晴らしい展覧会だった。
私は澁澤氏の著作は恥ずかしながらまだ読んだ事はないのだが、幻想的な作品を作る上で調べものをしていると必ず出てくる名前だし、同じく幻想的なものが好きな友人の何人かも好きな作家に澁澤氏の名前をあげていて気になる存在だったので、今回の展覧会で彼のやってきた事や幻想絵画との関わりなどが詳しく見れたし、今まで以上に興味が湧いて読んでみたいと思った。
また展示されている作品も古典的な時代のものから現代にいたる海外、日本の様々な作品があって見ごたえがあったし、私はアルチンボルドやギュスターヴ・モロー、ジョルジョ・ギージ、ジャック・カロ、ビアズリーの作品がお気に入り☆
また何より注目だったのは私が個展した「青木画廊」についての展示場所で高松さんをはじめ、金子國羲、四谷シモン、山本六三などの作品があり、こういう偉大な作家たちと澁澤氏との関わりを読んだりすると自分は幻想絵画の分野においてとんでもない画廊で展示する事が出来たんだとかなり驚いてしまったし、個展中この画廊を作った青木外司さんに御会いして話を聞けたただけでなく作品まで買ってもらえたり、高松さんに普段からお世話になってたりで気軽に接していたが、この人達は幻想の世界に大きな足跡を残した凄い人達だという事を改めて知って、そういう人達と関われている機会がある自分は凄く幸運なんじゃないかとも思った。
展覧会としては凄く好きな系統の作品ばかりで1日中いても飽きないくらいだったが、帰りの新幹線の時間が迫ってきたので仕方なく美術館を後にした。
こういう良い展覧会は是非京都ででもやってもらってじっくり見たいものである。
帰りのバスも辛気くさそうだったので帰りはタクシーで帰ろうと美術館前でタクシーが来るのを待っていたが、この観音崎という海沿いの場所は凄く寂しい感じで全くタクシーが通る気配もなく暗くなってきて恐い気すらしてきたので駅までの道をタクシーを探しながら歩いていたが、やはり来ず結局バスで戻る事にした。
バスから電車で新横浜に移動、ギリギリ間に合ったが時間があったら新横浜ラーメン博物館にも行きたいと思っていたのに移動に予想以上時間がかかって残念。
でも今日1日で私自身の内面に多くの吸収出来るものがあったし、今後の作品制作にも活かせそうなので、東京から埼玉、横須賀から新横浜、そして京都と移動に凄く疲れる1日でもあったが貴重な経験が出来た1日だったと思う。

駅に着いてから高松さんが車で迎えに来て下さり、しばらく乗ってついた所はドアからして面白いデザインの家でまずは高松さんが集めたという数々の珍しい美術品のコレクションを見せていただいた。
ウィーン幻想派の画家をはじめ、青木画廊につながる画家などたくさんの作品を見せてもらいながら、私の今回の個展についての問題点やアドバイスを丁寧に指導して下さったて凄く感謝。
また高松さん自身のアトリエや制作中の作品、自作の額なども見せていただいたり、澁澤龍彦の自筆の原稿、尾形光琳の描いた蝙蝠の扇、昔の双六など凄く貴重なものもあったりでまるで美術館のような家だった。
それから貴重なものを見るだけでなく高松さん夫妻から普段聞けないような昔の興味深いエピソードを色々聞かせていただいたり、昼食まで御馳走になって本当に楽しく様々なものも吸収出来た貴重な時間だった。
その後、その高松さんの作品も展示されている「澁澤龍彦幻想美術館」展を見に横須賀にある横須賀美術館まで行った。
横須賀までの移動は2時間くらいかかって疲れたが駅から美術館までのバスが結構辛気くさくてまた疲れる感じ。
しかし、美術館に着き、展示を見始めるとそんな疲れも吹っ飛ぶくらい素晴らしい展覧会だった。
私は澁澤氏の著作は恥ずかしながらまだ読んだ事はないのだが、幻想的な作品を作る上で調べものをしていると必ず出てくる名前だし、同じく幻想的なものが好きな友人の何人かも好きな作家に澁澤氏の名前をあげていて気になる存在だったので、今回の展覧会で彼のやってきた事や幻想絵画との関わりなどが詳しく見れたし、今まで以上に興味が湧いて読んでみたいと思った。
また展示されている作品も古典的な時代のものから現代にいたる海外、日本の様々な作品があって見ごたえがあったし、私はアルチンボルドやギュスターヴ・モロー、ジョルジョ・ギージ、ジャック・カロ、ビアズリーの作品がお気に入り☆
また何より注目だったのは私が個展した「青木画廊」についての展示場所で高松さんをはじめ、金子國羲、四谷シモン、山本六三などの作品があり、こういう偉大な作家たちと澁澤氏との関わりを読んだりすると自分は幻想絵画の分野においてとんでもない画廊で展示する事が出来たんだとかなり驚いてしまったし、個展中この画廊を作った青木外司さんに御会いして話を聞けたただけでなく作品まで買ってもらえたり、高松さんに普段からお世話になってたりで気軽に接していたが、この人達は幻想の世界に大きな足跡を残した凄い人達だという事を改めて知って、そういう人達と関われている機会がある自分は凄く幸運なんじゃないかとも思った。
展覧会としては凄く好きな系統の作品ばかりで1日中いても飽きないくらいだったが、帰りの新幹線の時間が迫ってきたので仕方なく美術館を後にした。
こういう良い展覧会は是非京都ででもやってもらってじっくり見たいものである。
帰りのバスも辛気くさそうだったので帰りはタクシーで帰ろうと美術館前でタクシーが来るのを待っていたが、この観音崎という海沿いの場所は凄く寂しい感じで全くタクシーが通る気配もなく暗くなってきて恐い気すらしてきたので駅までの道をタクシーを探しながら歩いていたが、やはり来ず結局バスで戻る事にした。
バスから電車で新横浜に移動、ギリギリ間に合ったが時間があったら新横浜ラーメン博物館にも行きたいと思っていたのに移動に予想以上時間がかかって残念。
でも今日1日で私自身の内面に多くの吸収出来るものがあったし、今後の作品制作にも活かせそうなので、東京から埼玉、横須賀から新横浜、そして京都と移動に凄く疲れる1日でもあったが貴重な経験が出来た1日だったと思う。

by lucifuge
| 2007-10-14 22:45
| 芸術・アート/展覧会