2007年 11月 08日
澁澤龍彦 眼の宇宙 |
火曜の夜にNHK教育で放送されていた番組「澁澤龍彦 眼の宇宙」を録画しておいたのを見た。
澁澤龍彦について様々な作家たちが語る4回シリーズの第1回目であるが、今回は四谷シモンが澁澤と人形について語るという内容。
演劇活動もしていたという四谷と澁澤龍彦が知り合うきっかけや、澁澤が訳したマルキ・ド・サドの「悪徳の栄え」をめぐる裁判の話など彼のたどった歴史を中心に四谷シモンが様々な話をしていたり、四谷シモンの初個展が行なわれたのが銀座の「青木画廊」なのであるが、その時の話を当時の画廊主であった青木外司さんが「最初はこういうエロティックな作品の展示をめぐって警察に目をつけられないか心配だった」と語っておられたりと当時の世間の価値観と表現自由についての時代性を感じたりで今でこそエロティック要素やネガティヴ要素のアート作品は一般に認知されているが、昔ならそのへんのこういう文化をよくわかってないオバサンがすぐ通報、警察もそういうものを知らないからすぐ禁止といった時代からこういう分野のものを追求し続けてきた人々は凄いし、そういう人々がいたからこそ今自分もこういう分野において自由に表現出来る環境があるから有り難い事だと思う。
実は先月の私の青木画廊での個展の初日に画廊の方から「今日は2FにNHKの人が来るからちょっとバタバタするかもしれませんが」って話をされていたのでおそらくその時の収録。
収録後青木外司さんが3Fでやってた私の個展を見に来てくれてお話を聞かせてもらえたのも貴重だったが、NHKが「多くの作家を輩出したこの階段を上がってくる所を撮りたい」と言って何回が階段を上がらされたとかいう話も聞いたのに番組では階段のシーンは全くなかった。
カットしたのか次回以降また青木さんのシーンがあれば使うのか謎だが・・・・?
個展後に見に行った横須賀美術館で行なわれている「澁澤龍彦幻想美術館展」の模様も映っていたし、次回は画家の金子國義がエロスについて語ったり、その後は写真家の細江英公、フランス文学者の巖谷 國士が澁澤について語る内容でどんな話が出るのか楽しみである。
澁澤龍彦について様々な作家たちが語る4回シリーズの第1回目であるが、今回は四谷シモンが澁澤と人形について語るという内容。
演劇活動もしていたという四谷と澁澤龍彦が知り合うきっかけや、澁澤が訳したマルキ・ド・サドの「悪徳の栄え」をめぐる裁判の話など彼のたどった歴史を中心に四谷シモンが様々な話をしていたり、四谷シモンの初個展が行なわれたのが銀座の「青木画廊」なのであるが、その時の話を当時の画廊主であった青木外司さんが「最初はこういうエロティックな作品の展示をめぐって警察に目をつけられないか心配だった」と語っておられたりと当時の世間の価値観と表現自由についての時代性を感じたりで今でこそエロティック要素やネガティヴ要素のアート作品は一般に認知されているが、昔ならそのへんのこういう文化をよくわかってないオバサンがすぐ通報、警察もそういうものを知らないからすぐ禁止といった時代からこういう分野のものを追求し続けてきた人々は凄いし、そういう人々がいたからこそ今自分もこういう分野において自由に表現出来る環境があるから有り難い事だと思う。
実は先月の私の青木画廊での個展の初日に画廊の方から「今日は2FにNHKの人が来るからちょっとバタバタするかもしれませんが」って話をされていたのでおそらくその時の収録。
収録後青木外司さんが3Fでやってた私の個展を見に来てくれてお話を聞かせてもらえたのも貴重だったが、NHKが「多くの作家を輩出したこの階段を上がってくる所を撮りたい」と言って何回が階段を上がらされたとかいう話も聞いたのに番組では階段のシーンは全くなかった。
カットしたのか次回以降また青木さんのシーンがあれば使うのか謎だが・・・・?
個展後に見に行った横須賀美術館で行なわれている「澁澤龍彦幻想美術館展」の模様も映っていたし、次回は画家の金子國義がエロスについて語ったり、その後は写真家の細江英公、フランス文学者の巖谷 國士が澁澤について語る内容でどんな話が出るのか楽しみである。
by lucifuge
| 2007-11-08 22:38
| 芸術・アート/告知・情報