2007年 11月 15日
ボーン・アルティメイタム |
マット・デイモン主演のアクション映画「ボーン・アルティメイタム」を見た。
記憶を失ってしまった謎の男「ジェイソン・ボーン」は実はCIAによって作り出された究極の暗殺者であり、その存在に危険を感じたCIAは彼を抹殺しようと試みるが・・・・といった第1作「ボーン・アイデンティティ」、第2作「ボーン・スプレマシー」に続く第3作であるが、今回は自分の本当の正体とそれに関わる作戦、計画を暴くため、自らの記憶をたどっていくストーリーである。
モスクワからパリ、トリノ、マドリッド、タンジール、そしてニューヨークと世界中をまたにかけ、自分が関わった暗殺の地や新たな情報を手がかりに動いていく展開は完結編というのにふさわしいスケールの大きさだし、これまで通りの身近なものを使った特殊工作シーンやスティーブン・セガールとも対等に戦えそうなテクニカルなマーシャルアーツ的アクション、ガンアクションは勿論、バイクや車を派手に使ったカーアクションはかなり迫力があった。
同じく「完結編」と宣伝しておきながらまだまだ謎も残り、めっちゃ中途で終わった「バイオハザード3」と違って、この「ボーン・アルティメイタム」はちゃんと謎も解決してCIAにもそれなりの打撃を与えるスッキリとしたラストになっているが、まだ続きを作ろうと思えば作れそうな終わり方にしてあったし、大ヒットシリーズをこのまま終わらせたくない映画会社の未練もあったりして?
自分の存在や立場がはっきりしない為、襲ってくるやつはとりあえず皆殺しという、善悪がはっきりせずその曖昧な所にいる危険さがジェイソン・ボーンというキャラクターの面白さであった気がするが、今回自らが何者か知ったボーンのキャラクターにも変化が表れていき、その変化こそが「ジェイソン・ボーン」としての物語の終焉だった気もする。
記憶を失ってしまった謎の男「ジェイソン・ボーン」は実はCIAによって作り出された究極の暗殺者であり、その存在に危険を感じたCIAは彼を抹殺しようと試みるが・・・・といった第1作「ボーン・アイデンティティ」、第2作「ボーン・スプレマシー」に続く第3作であるが、今回は自分の本当の正体とそれに関わる作戦、計画を暴くため、自らの記憶をたどっていくストーリーである。
モスクワからパリ、トリノ、マドリッド、タンジール、そしてニューヨークと世界中をまたにかけ、自分が関わった暗殺の地や新たな情報を手がかりに動いていく展開は完結編というのにふさわしいスケールの大きさだし、これまで通りの身近なものを使った特殊工作シーンやスティーブン・セガールとも対等に戦えそうなテクニカルなマーシャルアーツ的アクション、ガンアクションは勿論、バイクや車を派手に使ったカーアクションはかなり迫力があった。
同じく「完結編」と宣伝しておきながらまだまだ謎も残り、めっちゃ中途で終わった「バイオハザード3」と違って、この「ボーン・アルティメイタム」はちゃんと謎も解決してCIAにもそれなりの打撃を与えるスッキリとしたラストになっているが、まだ続きを作ろうと思えば作れそうな終わり方にしてあったし、大ヒットシリーズをこのまま終わらせたくない映画会社の未練もあったりして?
自分の存在や立場がはっきりしない為、襲ってくるやつはとりあえず皆殺しという、善悪がはっきりせずその曖昧な所にいる危険さがジェイソン・ボーンというキャラクターの面白さであった気がするが、今回自らが何者か知ったボーンのキャラクターにも変化が表れていき、その変化こそが「ジェイソン・ボーン」としての物語の終焉だった気もする。
by lucifuge
| 2007-11-15 22:09
| 映画/洋画