2007年 12月 27日
サーフズ・アップ |
ペンギンを主人公にしたCGアニメーション映画「サーフズ・アップ」を見た。
伝説のペンギン・サーファー「ビッグ・Z」に憧れる南極に住むコディは地元では認められない存在だったが、いつかサーフィンで成功する事を夢見て日々を送っていた。
そんなコディの所に有望なサーファーをスカウトする海鳥マイキーが現われ、コディはペングー・アイランドで開かれるサーフィンの世界大会を目指す事になるが・・・・・といったストーリー。
まあ基本的に子供向きに作られているので話は単純だが、CGアニメーションのクオリティは高く、ペンギンたちの動きやメインとなるサーフィンの映像など非常にうまく表現されているし、映像を見るだけでも結構楽しめる。
また登場するキャラクターたちもそれぞれ個性的でペンギンの黒羽の部分がワイルドなサーファー風にタトゥーのようなデザインにアレンジされていたのは面白いし、(私は自分の作品で「ピンゲル」というペンギンの悪魔のシリーズを描いているが、ピンゲルではペンギンの白黒模様を魔術的な記号や模様に変化させるアイデアを使ったものの、タトゥーにするという事はやってなかったので、このタトゥー・アイデアはペンギン以外にも動物を要素とした悪魔作品に使えそうだし、さらに突き詰めてやってみるのも面白そう♪)主人公コディはイワトビ・ペンギン、コディに大きな影響を与えるビッグ・Zはオウサマ・ペンギン、コディのライバルとなる乱暴で横柄なチャンピオン、タンクは皇帝ペンギン、コディが惚れるライフセーバーのレニはジェンツー・ペンギンとペンギン好きには色んな種類のペンギンが登場したり風貌からイメージされるキャラクターを演じていたりと楽しいし(ペンギンの原住民ペングーアンなんてのもいた)、ペンギン以外にもニワトリのチキン・ジョー(このキャラクターは意外に大活躍)とか擬人化された鳥の世界を面白おかしく描いていて劇中飽きさせなかったのも良かった。
それから、何かを目指していく上で本当に大事なものとは何かというメッセージ性もわかりやすく描いていたし、オープニングから撮影するスタッフの声、インタビュー風景などアニメながら一見ドキュメンタリー風の演出をしているのも一風変わった感じで新鮮。
私は通常海外の作品を見るときはオリジナルの雰囲気を味わいたいので字幕で見るのであるが、この作品は劇場で日本語吹き替え版しか上映してなかったので吹き替えで見る事にした。
見ていて最初は小栗旬演じるコディの声にかなり違和感を感じていたのであるが、物語後半になると何故か違和感を感じなくなってすんなり見れてしまったから不思議。
まあこういう映像主体のアニメ作品は吹き替えの場合、字幕を気にせず映像に集中して見られるのが利点だし、それはそれで良かったと思う。

伝説のペンギン・サーファー「ビッグ・Z」に憧れる南極に住むコディは地元では認められない存在だったが、いつかサーフィンで成功する事を夢見て日々を送っていた。
そんなコディの所に有望なサーファーをスカウトする海鳥マイキーが現われ、コディはペングー・アイランドで開かれるサーフィンの世界大会を目指す事になるが・・・・・といったストーリー。
まあ基本的に子供向きに作られているので話は単純だが、CGアニメーションのクオリティは高く、ペンギンたちの動きやメインとなるサーフィンの映像など非常にうまく表現されているし、映像を見るだけでも結構楽しめる。
また登場するキャラクターたちもそれぞれ個性的でペンギンの黒羽の部分がワイルドなサーファー風にタトゥーのようなデザインにアレンジされていたのは面白いし、(私は自分の作品で「ピンゲル」というペンギンの悪魔のシリーズを描いているが、ピンゲルではペンギンの白黒模様を魔術的な記号や模様に変化させるアイデアを使ったものの、タトゥーにするという事はやってなかったので、このタトゥー・アイデアはペンギン以外にも動物を要素とした悪魔作品に使えそうだし、さらに突き詰めてやってみるのも面白そう♪)主人公コディはイワトビ・ペンギン、コディに大きな影響を与えるビッグ・Zはオウサマ・ペンギン、コディのライバルとなる乱暴で横柄なチャンピオン、タンクは皇帝ペンギン、コディが惚れるライフセーバーのレニはジェンツー・ペンギンとペンギン好きには色んな種類のペンギンが登場したり風貌からイメージされるキャラクターを演じていたりと楽しいし(ペンギンの原住民ペングーアンなんてのもいた)、ペンギン以外にもニワトリのチキン・ジョー(このキャラクターは意外に大活躍)とか擬人化された鳥の世界を面白おかしく描いていて劇中飽きさせなかったのも良かった。
それから、何かを目指していく上で本当に大事なものとは何かというメッセージ性もわかりやすく描いていたし、オープニングから撮影するスタッフの声、インタビュー風景などアニメながら一見ドキュメンタリー風の演出をしているのも一風変わった感じで新鮮。
私は通常海外の作品を見るときはオリジナルの雰囲気を味わいたいので字幕で見るのであるが、この作品は劇場で日本語吹き替え版しか上映してなかったので吹き替えで見る事にした。
見ていて最初は小栗旬演じるコディの声にかなり違和感を感じていたのであるが、物語後半になると何故か違和感を感じなくなってすんなり見れてしまったから不思議。
まあこういう映像主体のアニメ作品は吹き替えの場合、字幕を気にせず映像に集中して見られるのが利点だし、それはそれで良かったと思う。

by lucifuge
| 2007-12-27 20:48
| アニメ/洋画