2007年 12月 29日
光の六つのしるし |
スーザン・クーパーのファンタジー小説の名作「闇の戦い」シリーズの第1作を映画化した「光の六つのしるし」を見た。
アメリカかイギリスのバッキンガムシャーに越してきた13歳の少年ウィルは14歳の誕生日を迎えた頃から周囲に不可解な出来事が起こり始める。
それは何世紀にもわたり繰り広げられてきた「闇と光の戦い」において、ウィリーは待ち望まれていた光側の「古老」であり、彼の役目は闇を倒すために必要な「六つのしるし」を探し出す事であった・・・・・・・といったストーリー。
ファンタジーとしては「闇と光の戦い」とかテーマ的にオーソドックスな設定だし、普通だった少年に実は秘密があり、人間世界の運命を左右する存在になってしまうという展開などさほど新鮮ではないが、イギリスならではの幻想的な雰囲気やハリウッド映画みたいに派手過ぎではない特殊効果映像なんかは地味ながら好感が持てる。
ウィルがしるしを次々探していく過程の面白さや最後のしるしが一体何であるのかという謎、彼が恋するミステリアスな美少女の正体や、ウィルの家族にかって起こった悲しい出来事と闇とのつながりなどエピソードの展開的にはベタで予想がつく感じながら結構楽しめた。
ただ、闇の勢力が黒の騎手を中心としていくつかの刺客が登場するが、闇の騎手は医者に化けてウィルをちまちま脅かしたり、主に烏や蛇が襲ってくるばかりで、世界の運命を左右する戦いのわりにはスケール的に小さ過ぎるというか、物足りない感じ。
クライマックスシーンの古老たちと闇の騎手の戦いもあっけなさ過ぎる感じだし、もうちょっと描写に工夫を凝らしてほしかった気がする。
それからファンタジー映画にこういう事を言うのはおかしいのかもしれないが、現実的にこの物語で起こったエピソードのその後を考えてみると刑事事件として色んな人たちに疑問が浮かぶだろうし、警察側の視点で見たらすんなり「一件落着」とはいかない話というかリアルに考えたらツッコミ所いっぱいな映画だった(笑)
アメリカかイギリスのバッキンガムシャーに越してきた13歳の少年ウィルは14歳の誕生日を迎えた頃から周囲に不可解な出来事が起こり始める。
それは何世紀にもわたり繰り広げられてきた「闇と光の戦い」において、ウィリーは待ち望まれていた光側の「古老」であり、彼の役目は闇を倒すために必要な「六つのしるし」を探し出す事であった・・・・・・・といったストーリー。
ファンタジーとしては「闇と光の戦い」とかテーマ的にオーソドックスな設定だし、普通だった少年に実は秘密があり、人間世界の運命を左右する存在になってしまうという展開などさほど新鮮ではないが、イギリスならではの幻想的な雰囲気やハリウッド映画みたいに派手過ぎではない特殊効果映像なんかは地味ながら好感が持てる。
ウィルがしるしを次々探していく過程の面白さや最後のしるしが一体何であるのかという謎、彼が恋するミステリアスな美少女の正体や、ウィルの家族にかって起こった悲しい出来事と闇とのつながりなどエピソードの展開的にはベタで予想がつく感じながら結構楽しめた。
ただ、闇の勢力が黒の騎手を中心としていくつかの刺客が登場するが、闇の騎手は医者に化けてウィルをちまちま脅かしたり、主に烏や蛇が襲ってくるばかりで、世界の運命を左右する戦いのわりにはスケール的に小さ過ぎるというか、物足りない感じ。
クライマックスシーンの古老たちと闇の騎手の戦いもあっけなさ過ぎる感じだし、もうちょっと描写に工夫を凝らしてほしかった気がする。
それからファンタジー映画にこういう事を言うのはおかしいのかもしれないが、現実的にこの物語で起こったエピソードのその後を考えてみると刑事事件として色んな人たちに疑問が浮かぶだろうし、警察側の視点で見たらすんなり「一件落着」とはいかない話というかリアルに考えたらツッコミ所いっぱいな映画だった(笑)
by lucifuge
| 2007-12-29 22:07
| 映画/洋画