2008年 01月 14日
ALWAYS 続・三丁目の夕日 |
2005年に制作された西岸良平の漫画を原作とした映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を見た。
昭和30年代の東京の下町を舞台に展開されるあたたかな人間模様を描いた作品であるが、今回は売れない小説家である茶川の作品が芥川賞候補に上がったり、茶川と恋仲だったが去ってしまい今はストリッパーをしているヒロミとのその後や、茶川を親代わりに慕っている淳之介と彼の実の父で会社社長川端との関係、茶川の向かいにある鈴木オートで預かる事になったお嬢様育ちでわがままな美加と鈴木家の交流、鈴木家で住み込みで働いている集団就職で上京してきたロクちゃんこと六子と同じく上京しながらも挫折してしまった青年武雄とのエピソードなど様様なドラマが交錯して展開していく。
とにかく驚いたのはオープニング!ネタばれになるが~いきなり町の破壊が始まり街の人々が逃げ惑う中、「ゴジラ」が登場するという映像にはビックリした!
怪獣好きからの見方で言えば昭和30年代だから「キングコング対ゴジラ」に登場した通称=キンゴジのデザインでくるかと思ったが、案外今風の2000年代に作られた=ミレニアム版ゴジラに近いようなデザインのものが登場して時代設定の古さなどレトロな良さと怪獣デザインや迫力ある見せ方など今風のアレンジが見事に融合したサプライズなシーンだったと思う。
こんな映像が撮れるならいつかこの映画を作った山崎貴監督にゴジラ作品を作って欲しい☆
それから勿論見所はオープニングだけではなく本編の内容も結構面白く作られているし、茶川の芥川賞の結果が発表されるあたりのシーンはかなりドラマチックで心に残る良いシーンだし、今は見られないような昔の町の情景とか私もまだ生まれてなかった時代なのでテレビなどの映像で見た記憶しかないのだが、子供たちの遊びとか文化的にまだ重なる部分もあったりで懐かしさを感じさせる楽しさもあった。
それに単なる現実の人間模様だけでなく幽霊が出てきたりファンタジックな要素を含んでいたり、それと関連して当時はまだ身近なものであった戦争の記憶なども織り交ぜながらエピソードが作られているのは、時代の情景だけでなく当時の人々の心の情景もうまく再現されていると思うし内容的に凄く深いと思う。
2時間半近くある上映時間だったが盛り沢山なエピソードがテンポ良く描かれていて全く飽きさせなかったし面白い映画だった。

昭和30年代の東京の下町を舞台に展開されるあたたかな人間模様を描いた作品であるが、今回は売れない小説家である茶川の作品が芥川賞候補に上がったり、茶川と恋仲だったが去ってしまい今はストリッパーをしているヒロミとのその後や、茶川を親代わりに慕っている淳之介と彼の実の父で会社社長川端との関係、茶川の向かいにある鈴木オートで預かる事になったお嬢様育ちでわがままな美加と鈴木家の交流、鈴木家で住み込みで働いている集団就職で上京してきたロクちゃんこと六子と同じく上京しながらも挫折してしまった青年武雄とのエピソードなど様様なドラマが交錯して展開していく。
とにかく驚いたのはオープニング!ネタばれになるが~いきなり町の破壊が始まり街の人々が逃げ惑う中、「ゴジラ」が登場するという映像にはビックリした!
怪獣好きからの見方で言えば昭和30年代だから「キングコング対ゴジラ」に登場した通称=キンゴジのデザインでくるかと思ったが、案外今風の2000年代に作られた=ミレニアム版ゴジラに近いようなデザインのものが登場して時代設定の古さなどレトロな良さと怪獣デザインや迫力ある見せ方など今風のアレンジが見事に融合したサプライズなシーンだったと思う。
こんな映像が撮れるならいつかこの映画を作った山崎貴監督にゴジラ作品を作って欲しい☆
それから勿論見所はオープニングだけではなく本編の内容も結構面白く作られているし、茶川の芥川賞の結果が発表されるあたりのシーンはかなりドラマチックで心に残る良いシーンだし、今は見られないような昔の町の情景とか私もまだ生まれてなかった時代なのでテレビなどの映像で見た記憶しかないのだが、子供たちの遊びとか文化的にまだ重なる部分もあったりで懐かしさを感じさせる楽しさもあった。
それに単なる現実の人間模様だけでなく幽霊が出てきたりファンタジックな要素を含んでいたり、それと関連して当時はまだ身近なものであった戦争の記憶なども織り交ぜながらエピソードが作られているのは、時代の情景だけでなく当時の人々の心の情景もうまく再現されていると思うし内容的に凄く深いと思う。
2時間半近くある上映時間だったが盛り沢山なエピソードがテンポ良く描かれていて全く飽きさせなかったし面白い映画だった。

by lucifuge
| 2008-01-14 15:42
| 映画/邦画