2008年 01月 20日
アース |
海に棲む様々な生物たちの姿を追ったドキュメンタリー映画「ディープ・ブルー」を作ったスタッフが」今度は「地球」を北から南へとめぐりながらそこに棲む生物と自然の姿を追った映画「アース」を見た。
まず北極に棲むホッキョクグマの姿にはじまり、トナカイの大移動、アフリカでは乾期に湿地に向かって移動を続けるゾウやパプアニューギニアのゴクラクチョウ、南極に向かって移動するザトウクジラ、アデリーペンギンの子育ての姿など普段は見られないような貴重な映像が続々登場するのには圧倒される。
特に飢えたライオンの群れがゾウを襲う姿は驚きだったし、チーターや狼の狩り、オットセイを襲うホオジロザメなど生物同士の過酷な生存競争を生々しく映していたり、セイウチを狩るのに失敗したホッキョクグマの悲しい運命など、見ていて人間の感情が入る余地のない自然の非情な厳しさが感じられた。
また、ゴツゴツとした巨大なザトウクジラの姿は古代の人間たちが見ればまるで怪物のようで「旧約聖書」に登場する海の巨大な悪魔「リヴァイアサン」はこの生物からきたものなのかも?と思うほどの迫力だったし、パプアニューギニアに棲むゴクラクチョウたちの姿は行動も含めて本当に奇想天外で面白かった。
貴重な生物たちの姿だけでなく今、地球が置かれている環境の危機とそれにともなう生物たちへの影響もちゃんと取り上げられていたり、メッセージ性もちゃんと含んでいたりで映画として自然の姿を楽しめるだけでなく考えさせられる内容の良い作品だったと思う。

まず北極に棲むホッキョクグマの姿にはじまり、トナカイの大移動、アフリカでは乾期に湿地に向かって移動を続けるゾウやパプアニューギニアのゴクラクチョウ、南極に向かって移動するザトウクジラ、アデリーペンギンの子育ての姿など普段は見られないような貴重な映像が続々登場するのには圧倒される。
特に飢えたライオンの群れがゾウを襲う姿は驚きだったし、チーターや狼の狩り、オットセイを襲うホオジロザメなど生物同士の過酷な生存競争を生々しく映していたり、セイウチを狩るのに失敗したホッキョクグマの悲しい運命など、見ていて人間の感情が入る余地のない自然の非情な厳しさが感じられた。
また、ゴツゴツとした巨大なザトウクジラの姿は古代の人間たちが見ればまるで怪物のようで「旧約聖書」に登場する海の巨大な悪魔「リヴァイアサン」はこの生物からきたものなのかも?と思うほどの迫力だったし、パプアニューギニアに棲むゴクラクチョウたちの姿は行動も含めて本当に奇想天外で面白かった。
貴重な生物たちの姿だけでなく今、地球が置かれている環境の危機とそれにともなう生物たちへの影響もちゃんと取り上げられていたり、メッセージ性もちゃんと含んでいたりで映画として自然の姿を楽しめるだけでなく考えさせられる内容の良い作品だったと思う。

by lucifuge
| 2008-01-20 20:46
| 映画/洋画