2008年 01月 26日
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! |
ローワン・アトキンソンが演じる変なおじさんキャラクター「Mr.ビーン」はイギリスで人気のTVシリーズであり、劇場版も作られたが、10年ぶりに新作として復活した「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」を見た。
教会のくじ引きでフランス・カンヌへの旅行が当たったビーンは一人ビデオカメラ片手に旅に出るが、電車に乗り込む自分の姿を撮ってもらおうとある男に頼んだ所、何度も撮影をやり直させたビーンのせいでその男は」電車に乗れなくなってしまい、電車の中にいた男の息子はひとりはぐれてしまう・・・・責任を感じた(?)ビーンはその息子とともに父の行き先であるカンヌに向かおうとするがビーンの珍行動のせいでなかなかうまくいかずに・・・・といった内容。
実はビーンのせいで電車に乗れなかった男はカンヌ映画祭の審査員で有名監督で「息子が誘拐された」と大騒ぎになり、ビーンが誘拐犯だと誤解されたり、ウィレム・デフォーが演じるカンヌ出品予定の別の映画監督の撮影に紛れ込んで無茶苦茶にしたり、カンヌでは彼の作品上映中にもおかしな事をしてそれが面白い展開になったり、映画界の一つの権威でもある「カンヌ」をおちょくったようなギャグの数々もブラックで楽しめる。
映画の重要なキーとしてはビーンがずっと撮ってるビデオカメラの存在がミソ☆
最初息子はビーンのせいで父と離れてしまったので彼に冷たい態度をとるが、バカでも何か一生懸命なビーンに次第に心を開いていったり、大人しそうだった少年が元気の冒険していく姿は楽しめるし、途中出会った新人女優と一緒にカンヌに向かってドタバタな道中を繰り広げたりロードムービーとしての面白さもある作品。
ビーンは劇中ほとんどしゃべらず、主に妙な行動と顔芸によって笑わせるが、彼の行動でのあるシチュエーションで起こった事がどんどん影響しあって大騒ぎになったりする笑いなどはチャップリンを基本に日本のドリフターズに通じるような言語関係なく世界共通で笑える笑いなので凄くわかりやすいし、こういうキャラクターが世界的に通用するならドリフターズの「志村けん」が演じるキャラクター「変なおじさん」や「デシ男」、」「ひとみバアさん」などのキャラを世界レベルで公開しても十分ウケるかも?実際ビーンの芸と志村の芸は凄く似た部分があると思う。
それにしても旅の道中ビーンはかなりな無茶苦茶ぶりで、レストランで食べられなかった牡蠣を横の席にいた女性のカバンに捨てたり、飛んでいったバスのチケットを追いかけるために自転車を盗んだ上、人の家に不法侵入とか軽犯罪ながらかなりアブない事やってるし、その無茶苦茶が結構笑えるが毒のある笑いでもあり、こういうセンスってハリウッドのコメディにあるような綺麗事な笑いとは違った英国人独特の皮肉さが感じられて面白い。
教会のくじ引きでフランス・カンヌへの旅行が当たったビーンは一人ビデオカメラ片手に旅に出るが、電車に乗り込む自分の姿を撮ってもらおうとある男に頼んだ所、何度も撮影をやり直させたビーンのせいでその男は」電車に乗れなくなってしまい、電車の中にいた男の息子はひとりはぐれてしまう・・・・責任を感じた(?)ビーンはその息子とともに父の行き先であるカンヌに向かおうとするがビーンの珍行動のせいでなかなかうまくいかずに・・・・といった内容。
実はビーンのせいで電車に乗れなかった男はカンヌ映画祭の審査員で有名監督で「息子が誘拐された」と大騒ぎになり、ビーンが誘拐犯だと誤解されたり、ウィレム・デフォーが演じるカンヌ出品予定の別の映画監督の撮影に紛れ込んで無茶苦茶にしたり、カンヌでは彼の作品上映中にもおかしな事をしてそれが面白い展開になったり、映画界の一つの権威でもある「カンヌ」をおちょくったようなギャグの数々もブラックで楽しめる。
映画の重要なキーとしてはビーンがずっと撮ってるビデオカメラの存在がミソ☆
最初息子はビーンのせいで父と離れてしまったので彼に冷たい態度をとるが、バカでも何か一生懸命なビーンに次第に心を開いていったり、大人しそうだった少年が元気の冒険していく姿は楽しめるし、途中出会った新人女優と一緒にカンヌに向かってドタバタな道中を繰り広げたりロードムービーとしての面白さもある作品。
ビーンは劇中ほとんどしゃべらず、主に妙な行動と顔芸によって笑わせるが、彼の行動でのあるシチュエーションで起こった事がどんどん影響しあって大騒ぎになったりする笑いなどはチャップリンを基本に日本のドリフターズに通じるような言語関係なく世界共通で笑える笑いなので凄くわかりやすいし、こういうキャラクターが世界的に通用するならドリフターズの「志村けん」が演じるキャラクター「変なおじさん」や「デシ男」、」「ひとみバアさん」などのキャラを世界レベルで公開しても十分ウケるかも?実際ビーンの芸と志村の芸は凄く似た部分があると思う。
それにしても旅の道中ビーンはかなりな無茶苦茶ぶりで、レストランで食べられなかった牡蠣を横の席にいた女性のカバンに捨てたり、飛んでいったバスのチケットを追いかけるために自転車を盗んだ上、人の家に不法侵入とか軽犯罪ながらかなりアブない事やってるし、その無茶苦茶が結構笑えるが毒のある笑いでもあり、こういうセンスってハリウッドのコメディにあるような綺麗事な笑いとは違った英国人独特の皮肉さが感じられて面白い。
by lucifuge
| 2008-01-26 22:05
| 映画/洋画