2008年 01月 28日
銀色のシーズン |
「LIMIT OF LOVE 海猿」の羽住英一郎監督が今度は雪山を舞台に撮った映画「銀色のシーズン」を見た。
さびれた村のスキー場で日々無茶をしながらも「何でも屋」をやっている城山銀とその仲間である小鳩、上山の3人は村人たちから苦い顔をされながらも日々暮らしていたが、ある日、村おこしの一企画として始まった氷で作られた教会での結婚式イベントの最初のお客である七海という女性がやってくる。七海は結婚式でスキーを滑る場面があるものの、全くスキーが滑れなかったため、あるきっかけで出会った銀にスキーを教えてもらう事になるが・・・・・といったストーリー。
まずスキーの場面が結構迫力がある撮られ方をしていて大画面ならではの楽しさがあるし、銀の過去と村人の関係とか、スキーのコーチをする中で銀と七海の内面的に変わっていく感情の描写、七海に隠された悲しい秘密などドラマ面でも色々盛り込まれているし、心を閉ざしていた銀が復活して再び逃げていた事に挑戦するクライマックスシーンでは「たとえ勝つ事ができなくても人々の心を動かす事はあるし、勝ち負けだけが全てではない」といったような「続三丁目の夕日」でも語られていたようなテーマ性に通じる感動の持っていき方はうまいと思う。(まあ逆にあそこで予想通り技が成功、優勝してしまったらベタ過ぎてあまり感動は生まなかったかも)
銀を演じた瑛太は「アンフェア」で犯人役が印象的だった俳優だが、これまでも「どろろ」の多宝丸とか様々なイメージの役を演じているし、今回のような無茶ぶりな役も結構合っていて、今後も一定のイメージにとらわれず幅広く色んな役がこなせそうな俳優だと思う。
それにしても主人公の名前が「銀」で「何でも屋」をやってるなんて、まるで週刊少年ジャンプで連載されている漫画「銀魂」の主人公、゛「よろず屋」の銀さん゜か!って思ってしまったが(笑)
まあストーリーもそれなりに充実していたし、登場人物同士の苦悩や衝突なんかもあるものの、基本的に悪い人間は一人もいないような素直に見られるスッキリした作品で、ジャンル的に私自身好みの映画ではないものの、期待してなかった分わりと楽しめた。

さびれた村のスキー場で日々無茶をしながらも「何でも屋」をやっている城山銀とその仲間である小鳩、上山の3人は村人たちから苦い顔をされながらも日々暮らしていたが、ある日、村おこしの一企画として始まった氷で作られた教会での結婚式イベントの最初のお客である七海という女性がやってくる。七海は結婚式でスキーを滑る場面があるものの、全くスキーが滑れなかったため、あるきっかけで出会った銀にスキーを教えてもらう事になるが・・・・・といったストーリー。
まずスキーの場面が結構迫力がある撮られ方をしていて大画面ならではの楽しさがあるし、銀の過去と村人の関係とか、スキーのコーチをする中で銀と七海の内面的に変わっていく感情の描写、七海に隠された悲しい秘密などドラマ面でも色々盛り込まれているし、心を閉ざしていた銀が復活して再び逃げていた事に挑戦するクライマックスシーンでは「たとえ勝つ事ができなくても人々の心を動かす事はあるし、勝ち負けだけが全てではない」といったような「続三丁目の夕日」でも語られていたようなテーマ性に通じる感動の持っていき方はうまいと思う。(まあ逆にあそこで予想通り技が成功、優勝してしまったらベタ過ぎてあまり感動は生まなかったかも)
銀を演じた瑛太は「アンフェア」で犯人役が印象的だった俳優だが、これまでも「どろろ」の多宝丸とか様々なイメージの役を演じているし、今回のような無茶ぶりな役も結構合っていて、今後も一定のイメージにとらわれず幅広く色んな役がこなせそうな俳優だと思う。
それにしても主人公の名前が「銀」で「何でも屋」をやってるなんて、まるで週刊少年ジャンプで連載されている漫画「銀魂」の主人公、゛「よろず屋」の銀さん゜か!って思ってしまったが(笑)
まあストーリーもそれなりに充実していたし、登場人物同士の苦悩や衝突なんかもあるものの、基本的に悪い人間は一人もいないような素直に見られるスッキリした作品で、ジャンル的に私自身好みの映画ではないものの、期待してなかった分わりと楽しめた。

by lucifuge
| 2008-01-28 21:22
| 映画/邦画