2008年 02月 05日
「ヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエル展」図録 |
京都・四条烏丸「COCON烏丸」内にある美術系の書籍の品揃えが良い「SINBI」という本屋に行ってみたところ、去年ラフォーレ原宿で行なわれた「ヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエル展~アリス、あるいは快楽原則」の図録を見つけたので入手した。
ヤン・シュヴァンクマイエルは「アリス」や「ファウスト」、近作では「ルナシー」などの作品で知られるチェコの映画監督であるが、奇妙でグロテスクな人形アニメーションと実写の融合した独特な世界の展開は私も凄く好きでこの展覧会も見に行きたかったのであるが、会場が東京というのや、その時期は個展前で忙しかったにもあり残念ながら見逃してしまった。
その図録が地元でも手に入るというのは嬉しい事だし、図録に載っている展示作品の数々も面白くて私の想像力を刺激してくれる。
図録によると展示されていたのは映画に使用された作品の他に彼自身が考え、コラージュで作り出された独自の「博物誌」や妻であるエヴァが「アリス」をテーマに作った作品など不思議なものがいっぱいだし、何ともいえない内臓的な色使いやレトロがかった雰囲気などは好きな感覚。
こういうイメージの蓄積によって彼の映画が形作られていくのかと思うとワクワクするし、次回は一体どんな作品を見せてくれるのか今から楽しみである☆
収録作品の中には江戸川乱歩の「人間椅子」の挿絵作品もあったりで、もしシュヴァンクマイエルがこういう乱歩とか日本の文学を映像化してみたらどんなものになるんだろう?っていうか是非作ってもらいたい!なんて事も期待したいが・・・。

ヤン・シュヴァンクマイエルは「アリス」や「ファウスト」、近作では「ルナシー」などの作品で知られるチェコの映画監督であるが、奇妙でグロテスクな人形アニメーションと実写の融合した独特な世界の展開は私も凄く好きでこの展覧会も見に行きたかったのであるが、会場が東京というのや、その時期は個展前で忙しかったにもあり残念ながら見逃してしまった。
その図録が地元でも手に入るというのは嬉しい事だし、図録に載っている展示作品の数々も面白くて私の想像力を刺激してくれる。
図録によると展示されていたのは映画に使用された作品の他に彼自身が考え、コラージュで作り出された独自の「博物誌」や妻であるエヴァが「アリス」をテーマに作った作品など不思議なものがいっぱいだし、何ともいえない内臓的な色使いやレトロがかった雰囲気などは好きな感覚。
こういうイメージの蓄積によって彼の映画が形作られていくのかと思うとワクワクするし、次回は一体どんな作品を見せてくれるのか今から楽しみである☆
収録作品の中には江戸川乱歩の「人間椅子」の挿絵作品もあったりで、もしシュヴァンクマイエルがこういう乱歩とか日本の文学を映像化してみたらどんなものになるんだろう?っていうか是非作ってもらいたい!なんて事も期待したいが・・・。

by lucifuge
| 2008-02-05 21:43
| 芸術・アート/画集