2008年 02月 21日
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 |
ダスティン・ホフマン、ナタリー・ポートマン主演のファンタジー映画「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」を見た。
いつも子供でにぎわっているマゴリアムおじさんが営むおもちゃ屋、そこは現実を超越した不思議なおもちゃにあふれた場所であり、そんなおもちゃを作り出したマゴリアムおじさんの正体は実は243歳の魔法使いなのであるが、ある日マゴリアムおじさんは自らの寿命が尽きるため引退を宣言し、支配人であるモリーに店を譲る事にするが魔法のおもちゃたちはそれには不満で・・・・といった内容。
ナポレオンにおもちゃを作り、リンカーンとも遊んだというマゴリアムおじさんの特異なキャラクターも印象的だが、少女時代に天才ピアニストと呼ばれながらも挫折し道に迷ってるモリーや常連客である友達が出来ない孤独な少年エリック、店の資産を計算するため雇われた堅物ながら店と関わった事で自らの中に閉じ込めていた少年の心を開いていく会計士ヘンリーなど一見不思議で明るい映画ながら背景にネガティブなものを抱えた登場人物の関係は人間ドラマとしてわりと良い。
でもマゴリアムおじさんとモリーの背景の描き方が曖昧だったり、せっかくヘンリーと友達になれたエリックをエリックの母が余計に間に入って(母親はエリックに友達を作れと言いながら邪魔する行動も変だが、ヘンリーが大人だから変なオッサンと警戒したのだろうか?)どうなるのかと思ったら母親の描写に関してはそれっきりだったりで、それぞれの人物の関係性がちょっと中途半端な感じがする。
まあ単純に映画に登場する数々の不思議なおもちゃは面白かったし、実際あんなおもちゃがあれば楽しそうで、私も自分の作品として「悪魔が作り出した地獄の玩具」とか考えてみたら面白いかな~とか色々想像してみたり、また作品として実現できたらイイな~と思う。
いつも子供でにぎわっているマゴリアムおじさんが営むおもちゃ屋、そこは現実を超越した不思議なおもちゃにあふれた場所であり、そんなおもちゃを作り出したマゴリアムおじさんの正体は実は243歳の魔法使いなのであるが、ある日マゴリアムおじさんは自らの寿命が尽きるため引退を宣言し、支配人であるモリーに店を譲る事にするが魔法のおもちゃたちはそれには不満で・・・・といった内容。
ナポレオンにおもちゃを作り、リンカーンとも遊んだというマゴリアムおじさんの特異なキャラクターも印象的だが、少女時代に天才ピアニストと呼ばれながらも挫折し道に迷ってるモリーや常連客である友達が出来ない孤独な少年エリック、店の資産を計算するため雇われた堅物ながら店と関わった事で自らの中に閉じ込めていた少年の心を開いていく会計士ヘンリーなど一見不思議で明るい映画ながら背景にネガティブなものを抱えた登場人物の関係は人間ドラマとしてわりと良い。
でもマゴリアムおじさんとモリーの背景の描き方が曖昧だったり、せっかくヘンリーと友達になれたエリックをエリックの母が余計に間に入って(母親はエリックに友達を作れと言いながら邪魔する行動も変だが、ヘンリーが大人だから変なオッサンと警戒したのだろうか?)どうなるのかと思ったら母親の描写に関してはそれっきりだったりで、それぞれの人物の関係性がちょっと中途半端な感じがする。
まあ単純に映画に登場する数々の不思議なおもちゃは面白かったし、実際あんなおもちゃがあれば楽しそうで、私も自分の作品として「悪魔が作り出した地獄の玩具」とか考えてみたら面白いかな~とか色々想像してみたり、また作品として実現できたらイイな~と思う。
by lucifuge
| 2008-02-21 20:52
| 映画/洋画