2008年 02月 27日
別冊ナックルズVOL.6 日本“怪”伝説 |
前に古本屋で入手した「別冊ナックルズVOL.6 日本“怪”伝説」という本を読んでみた。
「ナックルズ」というのは実話や怪しい都市伝説など様々な事件を独自の視点で解説しているちょっと胡散臭さのある雑誌なのだが、この別冊号はその中でも特にオカルト系や未解決事件などを中心に取り上げている「不思議ナックルズ」というシリーズの特別編集号である。
記事の内容としては昔「アンビリバボー」でも取り上げられた「杉沢村」伝説についてや心霊スポットとして有名な「犬鳴峠」、現代版百物語ともいわれる「怪談新耳袋」で筆者が体験談をずっと封印していたという最恐話「山の牧場」の再検証や「四谷怪談」についての話などオカルト系の他、殺人シーンを撮って商売にしているというスナッフ・ビデオの伝説、宮崎勤事件とウルトラセブン幻の12話との関連、フリーメイソンや911テロ、ツチノコ獲りの集落についてなど都市伝説っぽい話、三億円事件や怪人21面相、オウム事件や世田谷一家惨殺事件など世間を騒がせながら未だに謎の多い事件についての考察などが収録されている。
中でも特に面白い話だと思ったのは「ツチノコ獲りの村」の話であるが、記事によるとツチノコというのは既にある一部の人間には認知された存在でありながら、希少な生物ゆえに闇で高値で取引されるため、世間には出さず昔から「ツチノコ獲り」専門の一族と集落がその秘密を隠しているとか・・・といった内容で日本にもまだまだ山の奥深くには昔ながらの因習や掟に守られた知られざる村もありそうだし、そういう事があっても不思議じゃない気もする。
他にも前述の「山の牧場」はあまりにも不可解で興味をそそるし、六本木ヒルズに関連する」謎の人骨事件とか福島の便槽内怪死事件などは凄く事件として異様でそこにどんな真実があったのかと考えさせるし、宮崎勤事件についての様々な検証は報道発表でなされていたイメージとは違う「複数犯」説とか警察の捜査展開にも疑問がある感じだったり、オウム事件に関しても背後に北朝鮮が絡んでる陰謀説とか一応決着している事件でも実は裏にまだまだ知られてない闇が隠されているのかもしれない。
また三億円事件については元実行犯だった男がお金を富士樹海に隠したって話してたり、犯人一味の一人に昭和40年代に自殺した作家がいるという内容から、それが三島由紀夫なんじゃないかと思わせる感じだったりある意味「衝撃の事実」が語られているのも読んでいてビックリする・・・・まあどこまで信憑性のある記事かは分からないが(笑)
この本の面白い所は例えそれが普通に考えて荒唐無稽でも一般に語られている事件の真相とは違う独自の視点で事件を切り込んでいるのが良いし、単純に「読み物」として楽しめるので結構好きな感じ☆
「ナックルズ」というのは実話や怪しい都市伝説など様々な事件を独自の視点で解説しているちょっと胡散臭さのある雑誌なのだが、この別冊号はその中でも特にオカルト系や未解決事件などを中心に取り上げている「不思議ナックルズ」というシリーズの特別編集号である。
記事の内容としては昔「アンビリバボー」でも取り上げられた「杉沢村」伝説についてや心霊スポットとして有名な「犬鳴峠」、現代版百物語ともいわれる「怪談新耳袋」で筆者が体験談をずっと封印していたという最恐話「山の牧場」の再検証や「四谷怪談」についての話などオカルト系の他、殺人シーンを撮って商売にしているというスナッフ・ビデオの伝説、宮崎勤事件とウルトラセブン幻の12話との関連、フリーメイソンや911テロ、ツチノコ獲りの集落についてなど都市伝説っぽい話、三億円事件や怪人21面相、オウム事件や世田谷一家惨殺事件など世間を騒がせながら未だに謎の多い事件についての考察などが収録されている。
中でも特に面白い話だと思ったのは「ツチノコ獲りの村」の話であるが、記事によるとツチノコというのは既にある一部の人間には認知された存在でありながら、希少な生物ゆえに闇で高値で取引されるため、世間には出さず昔から「ツチノコ獲り」専門の一族と集落がその秘密を隠しているとか・・・といった内容で日本にもまだまだ山の奥深くには昔ながらの因習や掟に守られた知られざる村もありそうだし、そういう事があっても不思議じゃない気もする。
他にも前述の「山の牧場」はあまりにも不可解で興味をそそるし、六本木ヒルズに関連する」謎の人骨事件とか福島の便槽内怪死事件などは凄く事件として異様でそこにどんな真実があったのかと考えさせるし、宮崎勤事件についての様々な検証は報道発表でなされていたイメージとは違う「複数犯」説とか警察の捜査展開にも疑問がある感じだったり、オウム事件に関しても背後に北朝鮮が絡んでる陰謀説とか一応決着している事件でも実は裏にまだまだ知られてない闇が隠されているのかもしれない。
また三億円事件については元実行犯だった男がお金を富士樹海に隠したって話してたり、犯人一味の一人に昭和40年代に自殺した作家がいるという内容から、それが三島由紀夫なんじゃないかと思わせる感じだったりある意味「衝撃の事実」が語られているのも読んでいてビックリする・・・・まあどこまで信憑性のある記事かは分からないが(笑)
この本の面白い所は例えそれが普通に考えて荒唐無稽でも一般に語られている事件の真相とは違う独自の視点で事件を切り込んでいるのが良いし、単純に「読み物」として楽しめるので結構好きな感じ☆
by lucifuge
| 2008-02-27 22:03
| 本/雑誌・増刊