2008年 03月 15日
奇妙なウワサ 怖い話/張りつき婆 |
都市伝説系の本を多く出しているオカルト研究家の山口敏太郎が監修した漫画「奇妙なウワサ 怖い話/張りつき婆」を読んだ。
普段の生活やネットなど日常の中に潜む様々な奇妙な噂や都市伝説を基に漫画化した本であるが、収録作品としては表題作の「張りつき婆」をはじめ、「壁さだこ」、「黒さま」、「夜歩く水亡者」、「死を招く物体」、「トラック・ドライバー」、「花占い」、「彼女の写真」、「携帯の虜」、「幽霊船」、「引きずり女」の11編である。
張りつき婆は話としては窓にバアさんが張り付いていたというだけの大した事ない話なのだが何でこれを表題作にしたのか・・・?
っていうかどの話もひとヒネリ足らないというか、これといってインパクトのある話はなく、それぞれを担当した漫画の絵もあんまり印象に残るようなものはなくて全体的にはイマイチ。
特に「夜歩く水亡者」の話は昔読んだ楳図かずおの「猫目小僧」で読んだような話だったし、「黒さま」は座敷童子の伝説を恐ろしくした感じ、「携帯の虜」も何かのホラー漫画で読んだような感じで目新しさが感じられない。
まあ、「壁さだこ」は他の作品に比べるとまだ雰囲気的にドロドロした怖さがあったし、「死を招く物体」での死神のイメージはちょっと今までよく描かれていたようなイメージと違っていて面白かったが。
それから「引きずり女」に関しては話的には都市伝説でいわれる「ヒキコさん」の話と同じなのであるが、「引きずり女」と聞くと関西人には間寛平がやっていた鈴を引きずって歩く意味不明なギャグキャラクターの「引きずり女」を連想してしまって何か笑える!
漫画の合間に載っている山口敏太郎による都市伝説のコラムについては霊とかというより芸能界とか現実の事件に即した色んな奇妙な噂が載っていてそれについてはわりと面白かったのだが、どっちかといえばこのコラムを漫画にした方が面白かった気がする。
普段の生活やネットなど日常の中に潜む様々な奇妙な噂や都市伝説を基に漫画化した本であるが、収録作品としては表題作の「張りつき婆」をはじめ、「壁さだこ」、「黒さま」、「夜歩く水亡者」、「死を招く物体」、「トラック・ドライバー」、「花占い」、「彼女の写真」、「携帯の虜」、「幽霊船」、「引きずり女」の11編である。
張りつき婆は話としては窓にバアさんが張り付いていたというだけの大した事ない話なのだが何でこれを表題作にしたのか・・・?
っていうかどの話もひとヒネリ足らないというか、これといってインパクトのある話はなく、それぞれを担当した漫画の絵もあんまり印象に残るようなものはなくて全体的にはイマイチ。
特に「夜歩く水亡者」の話は昔読んだ楳図かずおの「猫目小僧」で読んだような話だったし、「黒さま」は座敷童子の伝説を恐ろしくした感じ、「携帯の虜」も何かのホラー漫画で読んだような感じで目新しさが感じられない。
まあ、「壁さだこ」は他の作品に比べるとまだ雰囲気的にドロドロした怖さがあったし、「死を招く物体」での死神のイメージはちょっと今までよく描かれていたようなイメージと違っていて面白かったが。
それから「引きずり女」に関しては話的には都市伝説でいわれる「ヒキコさん」の話と同じなのであるが、「引きずり女」と聞くと関西人には間寛平がやっていた鈴を引きずって歩く意味不明なギャグキャラクターの「引きずり女」を連想してしまって何か笑える!
漫画の合間に載っている山口敏太郎による都市伝説のコラムについては霊とかというより芸能界とか現実の事件に即した色んな奇妙な噂が載っていてそれについてはわりと面白かったのだが、どっちかといえばこのコラムを漫画にした方が面白かった気がする。
by lucifuge
| 2008-03-15 21:31
| 本/コンビニ本