2008年 04月 04日
闇の日本史 消えた埋蔵金伝説 |
ブックオフの100円コーナーで入手した漫画「闇の日本史 消えた埋蔵金伝説」を読んだ。
タイトルの通り日本における様々な埋蔵金伝説を追った内容の漫画で源義経と義経につながる藤原秀衡、足利尊氏や武田信玄、信玄につながる穴山梅山、明智光秀や同時代の武将である佐々木成政、そして8兆円以上といわれる豊臣秀吉の埋蔵金や八犬伝とつながる里見忠義、島原の乱の天草四郎、それから最も有名な徳川の埋蔵金まで項目としては幅広く収録されている。
しかしながらどの埋蔵金の話も歴史のさわりと肝心の埋蔵金に対しては浅い掘り下げ方で単にこんな伝説がありますよ~といった感じで終わってたのが残念。
それから漫画に登場するキャラクターについては歴史と埋蔵金に詳しい埋蔵金学者の先生に歴史に疎い女性編集者というとってつけたような設定に加え、武田信玄の調査に行く時は女性編集者が大河ドラマの信玄ファンで行きたがったり都合のよい設定に変えられていたりとかなりやっつけ仕事的なのが何か笑える・・・・。
内容的には武田埋蔵金の一部を自分のものにしたという穴山梅山の「呪われた埋蔵金」の話はなかなか面白くて、梅山を殺した野盗の頭がその隠し場所を見つけるも配下に殺され、昭和期に金の隠し場所を暗号で記したという頭の手紙が見つかるも発見者は謎の自殺を遂げ、手紙を解読したと言って山に入った考古学者は行方不明になり戦争中手紙も紛失、埋蔵金のある場所は富士五湖付近といわれているがその後オウム真理教が居住していた上九一色村はその周辺だという話もありオウムが埋蔵金を探していたのでは?という推測も奇抜で面白かった。
埋蔵金といえば昔「ギミア・ブレイク」というテレビ番組で糸井重里が「徳川埋蔵金」の調査をしていて「果たして見つかるのか・・・?」と毎回ワクワクしながら見ていたものだが、発見につながりそうな遺物らしきものは少し発見されたり期待させるものの結局見つからないという「川口浩探検隊」的な面白さを持った内容だったが、他の番組では霊能力者を使って埋蔵金を探すなんてのもやっており見ていたら二人の能力者が同じような地点を指し、期待が盛り上がるも、「埋める時に人柱とか大量の生贄を使って呪いをかけてあり、普通では掘り出せないようになっているからやめた方がいい.掘ると死ぬ。」とか怖い事言って中止になったという結末もあったりで壷の中からちょっと小判が出てきたとか小さな発見ならあるものの、なかなか「徳川埋蔵金」クラスでは実際に見つかったというのは聞いた事がない・・・。
まあそれだけ莫大な富ならそういった恐ろしい呪いがかけられていたとしても不思議ではないし、こういうものは掘り起こされてしまったら「何だそんなもんか」で終わってしまうので「あそこにあるんじゃないか?」とかいろいろ考えて探っていく過程が「埋蔵金伝説」のロマンであり面白さなのかもしれない。
タイトルの通り日本における様々な埋蔵金伝説を追った内容の漫画で源義経と義経につながる藤原秀衡、足利尊氏や武田信玄、信玄につながる穴山梅山、明智光秀や同時代の武将である佐々木成政、そして8兆円以上といわれる豊臣秀吉の埋蔵金や八犬伝とつながる里見忠義、島原の乱の天草四郎、それから最も有名な徳川の埋蔵金まで項目としては幅広く収録されている。
しかしながらどの埋蔵金の話も歴史のさわりと肝心の埋蔵金に対しては浅い掘り下げ方で単にこんな伝説がありますよ~といった感じで終わってたのが残念。
それから漫画に登場するキャラクターについては歴史と埋蔵金に詳しい埋蔵金学者の先生に歴史に疎い女性編集者というとってつけたような設定に加え、武田信玄の調査に行く時は女性編集者が大河ドラマの信玄ファンで行きたがったり都合のよい設定に変えられていたりとかなりやっつけ仕事的なのが何か笑える・・・・。
内容的には武田埋蔵金の一部を自分のものにしたという穴山梅山の「呪われた埋蔵金」の話はなかなか面白くて、梅山を殺した野盗の頭がその隠し場所を見つけるも配下に殺され、昭和期に金の隠し場所を暗号で記したという頭の手紙が見つかるも発見者は謎の自殺を遂げ、手紙を解読したと言って山に入った考古学者は行方不明になり戦争中手紙も紛失、埋蔵金のある場所は富士五湖付近といわれているがその後オウム真理教が居住していた上九一色村はその周辺だという話もありオウムが埋蔵金を探していたのでは?という推測も奇抜で面白かった。
埋蔵金といえば昔「ギミア・ブレイク」というテレビ番組で糸井重里が「徳川埋蔵金」の調査をしていて「果たして見つかるのか・・・?」と毎回ワクワクしながら見ていたものだが、発見につながりそうな遺物らしきものは少し発見されたり期待させるものの結局見つからないという「川口浩探検隊」的な面白さを持った内容だったが、他の番組では霊能力者を使って埋蔵金を探すなんてのもやっており見ていたら二人の能力者が同じような地点を指し、期待が盛り上がるも、「埋める時に人柱とか大量の生贄を使って呪いをかけてあり、普通では掘り出せないようになっているからやめた方がいい.掘ると死ぬ。」とか怖い事言って中止になったという結末もあったりで壷の中からちょっと小判が出てきたとか小さな発見ならあるものの、なかなか「徳川埋蔵金」クラスでは実際に見つかったというのは聞いた事がない・・・。
まあそれだけ莫大な富ならそういった恐ろしい呪いがかけられていたとしても不思議ではないし、こういうものは掘り起こされてしまったら「何だそんなもんか」で終わってしまうので「あそこにあるんじゃないか?」とかいろいろ考えて探っていく過程が「埋蔵金伝説」のロマンであり面白さなのかもしれない。
by lucifuge
| 2008-04-04 22:59
| 本/コンビニ本