2008年 04月 17日
実録サイコ恐怖画像 |
「実録サイコ恐怖画像」という本を読んだ。
この本はネットなどで怖い画像として知られているものを中心に、世界中の様々な恐ろしく不可解な画像を集めて紹介したものである。
例えばこういう系ではメジャーな心霊系の画像は勿論、所有者に不幸をもたらす絵とか本物の人間の皮膚を使った人形や本などいわくつきのもの、他には殺人鬼が描いた絵、ストーカーから届いた脅迫メールとかビデオ、一定地域にばら撒かれた意味不明な電波系の怪文書とかよくわからない落書きとか本当に得体の知れない怖さを持った画像も多く収録されているが、傾向が違うパターンとして整形のし過ぎでバケモノみたいになってしまったヴィルデンシュタイン夫人とか10年の麻薬の常用で顔つきがボロボロの変化していく女性の逮捕の度に撮られた写真、ドーピングで体がおかしくなってしまった人とか日常の歯車がどこか狂ってしまったためにおかしくなってしまった人々の画像も載っていたりで、現実世界のこういう部分も異様ながらある意味世界の一つの姿なのだと感じさせる強烈さがあった。
また統合失調症やアルツハイマー症にかかってしまった画家たちの絵がどんどん変化していく様子は作品として非常に興味深く、感覚の変化が作品に影響していくのが実感出来る生々しさがあったし、病にかかっても絵を続けていた画家たちの生き方は凄いと思うし、一般的に見たらこれらの絵は不気味なものなのかもしれないが、私のように幻想的な作品を好んで自らも描く人間の目から見たら色使いや形の独特さは面白く感じられるし、題材的にあまり表に出そうもないこういう作品がこんなゲテモノ系の本で見られたのは意外だし貴重だった。
それにしても電波系のおかしな人間が作ったチラシや文章、コラージュに関してはリアルに怖い作りで、例えば写真の目だけいっぱい切り抜いてビッシリ貼ってあり真中に「性交求ム!」って書いてある手紙や、紙に細かい文字でビッシリ書かれた意味不明の文章とか、こういう理解不能ながら現実として確実にこういう自分だけの奇怪な論理で生活している人間が存在している事を想像すると本当にゾッとする・・・・。

この本はネットなどで怖い画像として知られているものを中心に、世界中の様々な恐ろしく不可解な画像を集めて紹介したものである。
例えばこういう系ではメジャーな心霊系の画像は勿論、所有者に不幸をもたらす絵とか本物の人間の皮膚を使った人形や本などいわくつきのもの、他には殺人鬼が描いた絵、ストーカーから届いた脅迫メールとかビデオ、一定地域にばら撒かれた意味不明な電波系の怪文書とかよくわからない落書きとか本当に得体の知れない怖さを持った画像も多く収録されているが、傾向が違うパターンとして整形のし過ぎでバケモノみたいになってしまったヴィルデンシュタイン夫人とか10年の麻薬の常用で顔つきがボロボロの変化していく女性の逮捕の度に撮られた写真、ドーピングで体がおかしくなってしまった人とか日常の歯車がどこか狂ってしまったためにおかしくなってしまった人々の画像も載っていたりで、現実世界のこういう部分も異様ながらある意味世界の一つの姿なのだと感じさせる強烈さがあった。
また統合失調症やアルツハイマー症にかかってしまった画家たちの絵がどんどん変化していく様子は作品として非常に興味深く、感覚の変化が作品に影響していくのが実感出来る生々しさがあったし、病にかかっても絵を続けていた画家たちの生き方は凄いと思うし、一般的に見たらこれらの絵は不気味なものなのかもしれないが、私のように幻想的な作品を好んで自らも描く人間の目から見たら色使いや形の独特さは面白く感じられるし、題材的にあまり表に出そうもないこういう作品がこんなゲテモノ系の本で見られたのは意外だし貴重だった。
それにしても電波系のおかしな人間が作ったチラシや文章、コラージュに関してはリアルに怖い作りで、例えば写真の目だけいっぱい切り抜いてビッシリ貼ってあり真中に「性交求ム!」って書いてある手紙や、紙に細かい文字でビッシリ書かれた意味不明の文章とか、こういう理解不能ながら現実として確実にこういう自分だけの奇怪な論理で生活している人間が存在している事を想像すると本当にゾッとする・・・・。

by lucifuge
| 2008-04-17 21:30
| 本/コンビニ本