恐怖の都市伝説～知ってはいけない呪いの49話

前に古本屋で買った「恐怖の都市伝説～知ってはいけない呪いの49話」を読んだ。
内容としては都市伝説として有名な「ダルマ女」や｢口裂け女」、「スナッフフィルム」、心霊スポットとして有名な「犬鳴峠」や硫黄島の呪い、｢四谷怪談｣の呪いの謎や、参れば不幸になるという「不幸地蔵」、隠れキリシタンの墓などの話の他、芸能界における様々な都市伝説～飯島愛死亡説やスキャンダル捏造屋の存在、死体の始末を仕事にしている連中の話や歌舞伎町で囁かれる石原慎太郎暗殺計画など物騒なものまで色んなジャンルにわたる都市伝説が収録されている。
中でも阪神大震災はアメリカのある巨大企業が絡む人工的に地震を起こす兵器の実験だったという奇説とか、沖縄出身の女優である仲間由紀江が｢琉球王国の復活を目指しているという奇妙な噂、UMAとして有名な｢スカイフィッシュ」がアダルトビデオ業界において発見が相次いでる話、怪しい香料が入っていたため、密かに回収、リニューアルされたというN茶の話などは都市伝説の切り口として面白く、興味をひいた。
また地下劇場で｢虫食い」をパフォーマンスとして見せている芸人の取材は気持ち悪いながら驚きだったし、本の裏表紙に載っている韓国かどこかのコンサート会場でライブ中にバックダンサーの女性が倒れるも放置されたままという映像をパソコンで見た場合、そのパソコンに何らかのトラブルが起こるという不可解現象の話とかもリアルで怖いが、その映像が見られるURLまで載ってたものの、何かあったら嫌なのでさすがにその映像を見るのはやめた・・・。
それにしてもこういう系の本はここ数年の間に山ほど出てるので世の中怪しい話題には尽きないという事なのだろうか・・・まあこういう不可思議な幻想的世界が好きな私にとっては好奇心をかきたててくれるものが溢れている今の状況は嬉しい事である。