2008年 05月 04日
春の古書大即売会 2008 |
岡崎にある「京都市勧業館=みやこめっせ」でこの時期に毎年恒例で開催されている「春の古書大即売会」に行ってきた。
会場に入ってみると例年通り凄い人だかりでみんな本を選ぶのに夢中になってるので肩や荷物がメッチャ当たる!
探している最初の段階でダリや空山基の画集など好みの本も見つけたが値段を見てみると結構高く付けられていたり、ちょっとイイかな~と思った幻想的イラスト集や展覧会図録なども何で5000円もするの?って感じで良いと思っても今回は買うのをパスした本がわりとあった。
今回入手した美術系の本では以前日記でも紹介した画集「世紀末の黙示録」にも収録されていた画家、智内兄助の画集や別冊太陽の乙女系イラストを特集した「乙女のファンタジア」、幻想的な人形が色々載っている「瞳」という雑誌の第5号「愉楽の群像~ファンタジックワールド」とか水の風景と女性の像を幻想的に描いた作品を集めた「水の女」など。
画集とは違うが「幻想画の発想と表現」という本も見つけた。
幻想絵画を自分自身描き続けてそれなりに自分の世界も出来てきそうな段階にあるので、今さら発想とかをこういったマニュアル本から学ぶ必要もないとは思ったが中を見てみると私自身作品のファンでお世話になってる高松潤一郎さんの作品が参考作品のひとつとして載っており、これはコレクションとして持っておこうという事で入手☆
一見絵画のマニュアル本ながら参考作品の画家は高松さん以外にも田中真固、蛇雄、城景都といった私好みな面白い作品を描く人が色々載っていて刺激を受けた。
それから絵画系の図版以外の本では悪魔学や妖怪学などオカルト系の本もわりと割高な価格がついていたり、澁澤龍彦の著作は相変わらず高い!
でも「幻想の画廊から」という本は手頃な値段で売ってるのを見つけたのでこれは入手☆
またじっくり読み込んでみたいと思う。
他には大判本で「ミステリーゾーンに挑む」という本や神秘的なテーマのシリーズ本「イメージの博物誌」の第2巻「神聖舞踏」、テレビで話題になり最近の都市伝説ブームの火付け本のひとつであるお笑い芸人ハローバイバイの関暁夫が著した「関暁夫の都市伝説」などオカルト系の本も入手。
ミステリーゾーン~や神聖舞踏は図版やイラストが結構幻想的で作品の参考にもなりそうだし、都市伝説の方は読み物として楽しませてくれそう♪
まだまだ欲しい本もいっぱいあったが、会場に入って本を探し始めてから夢中になってしまっていつのまにか2時間半たってたり、こんな所にいたら時間もお金もいくらあっても足らなさそうなので特に気に入ったもの以外はなるべく買わないようにセレクトするのが大変だった。
それにしてもこういう人が沢山集まる会場には毎回おかしな人が絶対いるものでちょこちょこ目についた。
胸のポケットにバカみたいに紙くずをいっぱいいっぱい突っ込んでるオッサンや何か意味不明な独り言を延々言ってる人、本が置いてある台にへばりついてるオッサンやメッチャ酒臭いオッサンとかまるで「変なおじさん博物館」状態(笑)
中にはあれだけ会場に本が並んでるのに1冊も持たずあらゆる場所で立ち読みを繰り返している爺さんがいて、私も本探しの最中に何度も違う場所で読みまくってるのを目撃したが、1冊も手に持ってないという事は「爺さん最初から買う気全くないやろ~!」とツッコミたくなった・・・。
貴重な本を入手出来るイベントというだけではなく、会場には実に様々なジャンルの本があって即席麺ばかりを集めたカタログや文具や消しゴムだけ載ってる本など「こんな本があるの?」というような発見とか本を探して見て回ってるだけでも面白いのだが、それを個性的な楽しみ方で味わおうとする会場にいる色んな変な人々を観察するのもまた面白いし「1粒で2度美味しい」的な楽しさを持った古本イベントだったと思う。

会場に入ってみると例年通り凄い人だかりでみんな本を選ぶのに夢中になってるので肩や荷物がメッチャ当たる!
探している最初の段階でダリや空山基の画集など好みの本も見つけたが値段を見てみると結構高く付けられていたり、ちょっとイイかな~と思った幻想的イラスト集や展覧会図録なども何で5000円もするの?って感じで良いと思っても今回は買うのをパスした本がわりとあった。
今回入手した美術系の本では以前日記でも紹介した画集「世紀末の黙示録」にも収録されていた画家、智内兄助の画集や別冊太陽の乙女系イラストを特集した「乙女のファンタジア」、幻想的な人形が色々載っている「瞳」という雑誌の第5号「愉楽の群像~ファンタジックワールド」とか水の風景と女性の像を幻想的に描いた作品を集めた「水の女」など。
画集とは違うが「幻想画の発想と表現」という本も見つけた。
幻想絵画を自分自身描き続けてそれなりに自分の世界も出来てきそうな段階にあるので、今さら発想とかをこういったマニュアル本から学ぶ必要もないとは思ったが中を見てみると私自身作品のファンでお世話になってる高松潤一郎さんの作品が参考作品のひとつとして載っており、これはコレクションとして持っておこうという事で入手☆
一見絵画のマニュアル本ながら参考作品の画家は高松さん以外にも田中真固、蛇雄、城景都といった私好みな面白い作品を描く人が色々載っていて刺激を受けた。
それから絵画系の図版以外の本では悪魔学や妖怪学などオカルト系の本もわりと割高な価格がついていたり、澁澤龍彦の著作は相変わらず高い!
でも「幻想の画廊から」という本は手頃な値段で売ってるのを見つけたのでこれは入手☆
またじっくり読み込んでみたいと思う。
他には大判本で「ミステリーゾーンに挑む」という本や神秘的なテーマのシリーズ本「イメージの博物誌」の第2巻「神聖舞踏」、テレビで話題になり最近の都市伝説ブームの火付け本のひとつであるお笑い芸人ハローバイバイの関暁夫が著した「関暁夫の都市伝説」などオカルト系の本も入手。
ミステリーゾーン~や神聖舞踏は図版やイラストが結構幻想的で作品の参考にもなりそうだし、都市伝説の方は読み物として楽しませてくれそう♪
まだまだ欲しい本もいっぱいあったが、会場に入って本を探し始めてから夢中になってしまっていつのまにか2時間半たってたり、こんな所にいたら時間もお金もいくらあっても足らなさそうなので特に気に入ったもの以外はなるべく買わないようにセレクトするのが大変だった。
それにしてもこういう人が沢山集まる会場には毎回おかしな人が絶対いるものでちょこちょこ目についた。
胸のポケットにバカみたいに紙くずをいっぱいいっぱい突っ込んでるオッサンや何か意味不明な独り言を延々言ってる人、本が置いてある台にへばりついてるオッサンやメッチャ酒臭いオッサンとかまるで「変なおじさん博物館」状態(笑)
中にはあれだけ会場に本が並んでるのに1冊も持たずあらゆる場所で立ち読みを繰り返している爺さんがいて、私も本探しの最中に何度も違う場所で読みまくってるのを目撃したが、1冊も手に持ってないという事は「爺さん最初から買う気全くないやろ~!」とツッコミたくなった・・・。
貴重な本を入手出来るイベントというだけではなく、会場には実に様々なジャンルの本があって即席麺ばかりを集めたカタログや文具や消しゴムだけ載ってる本など「こんな本があるの?」というような発見とか本を探して見て回ってるだけでも面白いのだが、それを個性的な楽しみ方で味わおうとする会場にいる色んな変な人々を観察するのもまた面白いし「1粒で2度美味しい」的な楽しさを持った古本イベントだったと思う。

by lucifuge
| 2008-05-04 20:47
| 本/全般