2008年 05月 12日
不動明王鬼面龍炎図 |
ここしばらく「ヴァンパイア」をテーマにした作品など洋風テーマのものが多かったので、久しぶりに和風のものも描いてみようと、昔描いていた「明王」シリーズのアレンジ作品として新作を描いてみた。
タイトルは「不動明王鬼面龍炎図」。
不動明王は大日如来が邪悪なものたちを調伏するために怒りの姿に変貌したものであるが、その怒りがさらに増幅し、鬼以上の形相に加え龍神の力をも得てさらに強靱になった不動というイメージ。
私は前に博物館で行なわれていた仏教美術の展覧会似行った時、こういった明王たちの姿を描いた数々の作品を見た時、沢山の顔や手、牙のある恐ろしい形相や武装し、激しい炎に囲まれた異様な姿はどっちかというと神や仏というより「バケモノ」にしか見えなくて、そこ面白さを感じた私は密教とかこういう不思議なキャラクターたちの登場する文化に興味を持って自分でも自分なりにアレンジした明王を描いてみたくなった。
最近はあらかじめ完成された設定そのままの明王からさらに想像を発展させて闇における明王的存在→鬼の神々のようなイメージを膨らませて描いてみたいとも思ってるが思いついたら描く感じなのでシリーズとして今後どうなっていくかは私にもまだわからない感じ。
タイトルは「不動明王鬼面龍炎図」。
不動明王は大日如来が邪悪なものたちを調伏するために怒りの姿に変貌したものであるが、その怒りがさらに増幅し、鬼以上の形相に加え龍神の力をも得てさらに強靱になった不動というイメージ。
私は前に博物館で行なわれていた仏教美術の展覧会似行った時、こういった明王たちの姿を描いた数々の作品を見た時、沢山の顔や手、牙のある恐ろしい形相や武装し、激しい炎に囲まれた異様な姿はどっちかというと神や仏というより「バケモノ」にしか見えなくて、そこ面白さを感じた私は密教とかこういう不思議なキャラクターたちの登場する文化に興味を持って自分でも自分なりにアレンジした明王を描いてみたくなった。
最近はあらかじめ完成された設定そのままの明王からさらに想像を発展させて闇における明王的存在→鬼の神々のようなイメージを膨らませて描いてみたいとも思ってるが思いついたら描く感じなのでシリーズとして今後どうなっていくかは私にもまだわからない感じ。
by lucifuge
| 2008-05-12 21:31
| 芸術・アート/作品