2008年 05月 13日
エロティックアート |
先日高松潤一郎さんの日記で紹介されていた本「エロティックアート」をAmazonで見つけたので早速購入、今日届いた。
高松さんの作品が12点も載っており、幻想系の作家も多く収録されているので欲しくなったのだが、実際画集の中身を見てさらに内容が濃く、品のあるエロチシズムと幻想的世界が展開されており、かなり気に入ったし買って良かった☆
直接知っている人では高松さんだけでなく、文庫版「江戸川乱歩全集」の表紙の版画で知られる多賀新さんの作品も載っており、見た事のない作品も沢山載っていて新鮮。
高松さんの収録作品はどれも面白いが特に「昆虫採集」と「花いちもんめ」、「茶会IV」が好きだし、多賀さんの作品では「海蛇」と「食魚種」が私好みである。
他にもリアルながら透き通った美しさを持つ幻想的なエロチシズムを表現している池内登、ダリに近いような雰囲気な世界を展開する春口光義、金子國義にも似たイメージを感じさせる川井昭一、様式的、装飾的要素とうまく融合させた感じ(特に髪の毛の表現は好きな感じ)の永井裕史、計算された図像学的象徴性を持つ幻想的イメージの飯田四郎など様々な趣向の作家による「エロチシズム」が独自に表現されているのが面白いし、自分自身の作品に対してのイメージの刺激にもなって多くを吸収できそうな本だった。
高松さんの作品が12点も載っており、幻想系の作家も多く収録されているので欲しくなったのだが、実際画集の中身を見てさらに内容が濃く、品のあるエロチシズムと幻想的世界が展開されており、かなり気に入ったし買って良かった☆
直接知っている人では高松さんだけでなく、文庫版「江戸川乱歩全集」の表紙の版画で知られる多賀新さんの作品も載っており、見た事のない作品も沢山載っていて新鮮。
高松さんの収録作品はどれも面白いが特に「昆虫採集」と「花いちもんめ」、「茶会IV」が好きだし、多賀さんの作品では「海蛇」と「食魚種」が私好みである。
他にもリアルながら透き通った美しさを持つ幻想的なエロチシズムを表現している池内登、ダリに近いような雰囲気な世界を展開する春口光義、金子國義にも似たイメージを感じさせる川井昭一、様式的、装飾的要素とうまく融合させた感じ(特に髪の毛の表現は好きな感じ)の永井裕史、計算された図像学的象徴性を持つ幻想的イメージの飯田四郎など様々な趣向の作家による「エロチシズム」が独自に表現されているのが面白いし、自分自身の作品に対してのイメージの刺激にもなって多くを吸収できそうな本だった。
by lucifuge
| 2008-05-13 21:47
| 芸術・アート/画集